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ブックマーク / www.heartlogic.jp (11)

  • Winny裁判で無罪確定と「ネット・バカ」。そしてメディアの話 :Heartlogic

    Winny裁判で無罪確定と「ネット・バカ」。そしてメディアの話   今読んでいるニコラス・G・カー「ネット・バカ」に興味深い一文が紹介されていました。 「われわれは、テクノロジーを用いる人々の罪について、テクノロジーという道具をスケープゴートにしてしまいがちであります。近代科学の産物は、それ自体よいものでも悪いものでもありません。それらの価値を決定するのは、使用方法なのです」(「ネット・バカ」P.12より) なんと、カーはこのでWinnyについても書いているんですねー……と思う人もいるんじゃないかと思ってこの部分だけ引用してみましたが、そうではありません。 この、Winnyの擁護意見によく似た発言は、「メディア王」とも呼ばれるデイヴィッド・サーノフ(ラジオやテレビを普及させた先駆者)の言葉を、批評家のマーシャル・マクルーハン(「メディアはメッセージである」という言葉で知られる)が「メディ

    umeten
    umeten 2012/01/01
    >昨今よくあるソーシャルメディア炎上事件などは、公開範囲ごとに投稿フォームのデザインの変える(例えばサービス共通で、Web全体/のフォームは赤、許可した友達だけなら青にする)とか/で大部分防止できる
  • 病気など重いテーマを扱った個人サイトはたいてい出来がいい、という傾向について :Heartlogic

    病気など重いテーマを扱った個人サイトはたいてい出来がいい、という傾向について 「アンビエント・ファインダビリティ」は未読ですが。 最もオライリーっぽくない「アンビエント・ファインダビリティ」には、たくさん考えさせられた(わたしが知らないスゴは、きっとあなたが読んでいる) 病名をGoogle検索して、絶望的な気持ちになることもある。ある日突然聞いたこともない病気に関わることになったとして、ネットがなければ医学書を開けばいい。闘病記もいろいろ出版されているし、病院内で同病の患者と話す機会があったり、ちょっとしたコミュニティが形成されている場合もある。 ……のだけども、医学書は学者が書いているせいか、読むと健康な人ですら病気になったような気分になる、というのはよく聞く話。同じ病気で元気にがんばっている人を発見すると、希望を持てる。そして闘病記が出ているのは、メジャーな病気か、患者のプロフィー

    umeten
    umeten 2009/05/16
    ただし精神医療系を除く。なぜなら、個々人の環境差や生物学的差異、さらには社会的差異というさまざまの差異が多すぎ、大きすぎて、なんら共通項となり得ないから。
  • 中学校の先生、プロフィールサービスから勤務校の生徒を探して指導 :Heartlogic

    中学校の先生、プロフィールサービスから勤務校の生徒を探して指導 「はたらく人のブログを読もう—社会科見学ブログ(ドメインは「ocgoto.com」。「オー・シー・ゴト・ドットコム」と覚えてくださいね!)」で紹介させていただいた、中学校の先生のブログから。 今さらという感じだが,今日の運営委員会でプロフが問題になったので,帰ってから改めて,我が校がヒットしそうな言葉で検索してみた。 某プロフサイトだけど,いやあ,あるわあるわ。 (中略)彼らは,仲間内だけしか見えないとでも思っているのだろうか? 私が簡単に見られるんだから,世界中から誰でも見られるってことだよね。 携帯電話の危険性|学年主任 ON & OFF 文字どおりに「寡聞にして知らない」もので、先生がこういう対策を取られることがよくあることなのかないことなのか分からないんだけど、よくあるなら生徒側ももっと何か対策するだろうし、多くの学校

  • 速水健朗「自分探しが止まらない」とあわせて読みたい3冊 :Heartlogic

    速水健朗「自分探しが止まらない」とあわせて読みたい3冊 「『自分探し』問題」という新ジャンルを切り開いた名著、と評価されるようになってほしい。名著。 自分探しが止まらない (ソフトバンク新書 64) 速水 健朗 ソフトバンククリエイティブ 2008-02-16 売り上げランキング : 711 Amazonで詳しく見る by G-Tools 「自分探し」や格差社会、個性重視教育の裏側、等々の問題を次々と提示し、一定の方向性にストーリーを導いていく情報量の濃さと構成にはとにかく驚かされた。が、最後の出口のあたりがイマイチはっきりと見えてこなかったような、モヤモヤとした読後感がある。 だけど、この読後感についてはまだ整理できていない。感想も含めてまた後日まとめたいと思っていますが、そのモヤモヤを解消するヒントとしても考えられるかもしれない3冊と合わせてちょっと考察してみたいと思います。 河合隼雄

    umeten
    umeten 2008/03/02
    マンガ評はともかくとして、「『自分探し』問題」を「新ジャンル」とか言ってる時点でもうダメダメ。で、こういう人こそが「ぬるい俺たち」なわけでこの手の人に受けることは指摘済み。伊集院本を抱えて悠長なことで
  • 「初詣は鉄道会社が考えた行事」ネタと「コンテンツよりも経験」論について :Heartlogic

    「初詣は鉄道会社が考えた行事」ネタと「コンテンツよりも経験」論について 明けましておめでとうございます。年もよろしくお願いいたします。 はてなブックマークなどを眺めていて、気になったネタを2点。 コマーシャルと年中行事について さて、先頃正月に神社へ参拝する初詣は日の古い伝統行事などではなく、明治になってからある鉄道会社が始めたものだと知った。ヴァレンタインと同じだったのだ。 初詣の歴史を皆知らない - mmpoloの日記 初詣については知らなかった。こういうのはおそらく、他にもたくさんあるんでしょう。 最古のものは「土用丑の日」か? 「ゴールデンウィーク」という名称を作って定着させたのは映画会社で、「ゴールデンウィーク - Wikipedia」によると1951年のことらしい。いつごろの年代に、何の業界がこういうものを作った、という歴史を調べてみると面白いかもしれない。注目度の高い旬な

    umeten
    umeten 2008/01/05
    「創られた伝統」ビジネスについて。
  • 「モノを売るな、体験を売れ」→「体験したという証明を売れ」 :Heartlogic

    「モノを売るな、体験を売れ」→「体験したという証明を売れ」 こちらのエントリーで、「涙の強盗」の正体が見えた気がした。 ケータイ小説と国語力。 - みんなの25時 「モノを売るな、体験を売れ」というマーケティングの格言がある。「クルマ」を売るのでなく「モノより思い出。家族でマイカーに乗ってドライブに行く。みんな、忘れるな、セレナ」という体験を売る、みたいなアレ。 映画小説のようなものは、「映画小説を売る」から「感動を売る」を飛び越して、「泣きました」を売る、というところに来てる、ということか(「強盗」うんぬんは冗談半分の話だが、こういう捉え方は面白いと思っている)。 普通は 作品に感動する→泣く→いい映画だった となるところが、 泣く→泣いたということは私は感動したんだ→いい映画だった という「証明書があるぞ→じゃあ大丈夫なんじゃね?」的ロジック。 関連して面白いなーと思ったのが、こち

  • 「みんなの意見」なんて所詮この程度、という話 :Heartlogic

    「みんなの意見」なんて所詮この程度、という話 中学の、何年生だったかは忘れてしまった。学期の始めに班ごとの係を決める学級会をしていた。私のいる班は「生き物係」のポストを、もうひとつの班と争うことになった。 私はかなり小動物や昆虫に詳しかったから、生き物係には適任だ、という自負があった。これはクラスの多くが同じように思っていたと思う。それだけに、素直に任せるのはつまらん的な空気もあったような気がする。何しろ古いことなので詳細は忘れたけど、前の学期にもやってたのかもしれない。 そして、もうひとつの班は、学年でも1、2を争うお調子者がいる班だった。生き物係ってガラじゃねーだろ、無理だろう、という空気だったと思う。 どちらが生き物係になるかは皆の投票で決めることになり、その前に両方の班が生き物係への意気込みを演説することになった。とはいえ、意気込んでやるような係でもないから、なんか適当なことをしゃ

    umeten
    umeten 2007/02/14
    ゲーム理論のナッシュ均衡のお話。周囲の環境によって左右される人間心理。
  • 世のネットユーザーがみんな梅田氏や平野氏なわけじゃない :Heartlogic

    世のネットユーザーがみんな梅田氏や平野氏なわけじゃない いろいろ書く肴にしようかと思っていた「ウェブ人間論」だけど、2回目を読んだらかなりの部分について、ネチネチ絡む必要もないかなあ、という気分になってきた。年末年始にいろいろブログに書こうと思っていたのに、子守りに追われていたら休みも終わってたし。 梅田氏も平野氏も、立派な成功者であり高い能力を持った人物である そうした中でも、書き留めておきたいことが一点ある。語り手の両氏が、既に多くの実績を残して評価も固めた成功者である梅田望夫氏と、デビュー作で芥川賞を取った平野啓一郎氏という、どちらも社会的評価を得た「立派な人」であり、「能力のある人」である、ということだ。お二人ともネットに住む大多数の有象無象・一般大衆・海千山千・匿名の群集・衆愚の皆さまとは自ずと自意識のありようも違うだろうし、立ち居地も異なるだろう。それはもう、非モテと脱オタの違

  • 「Web2.0」は「ビジュアル系バンド」と同じ末路を辿る :Heartlogic

    「Web2.0」は「ビジュアル系バンド」と同じ末路を辿る バズワードというかマーケティング用語としての「Web2.0」は、かつての「ビジュアル系バンド」と同じような扱いになってきた。 楽曲そのものに商品力のないプレイヤーが、必死に化粧して「ビジュアル系」のカテゴリに滑り込み、雑誌等の「ビジュアル系特集」に出してもらおうとする。 トッププレイヤーは、そういうにわか「ビジュアル系」連中と一緒に括られるのを嫌い、「ビジュアル系ってゆーな!」といったりする。ラルク・アン・シエルとか(うろ覚えの記憶だけで書いてます)。 一方でグレイは「ビジュアル系でもなんでも、取り上げてもらう機会が増えるのはいいこと」とか良い子なコメントをしていたと思う。 Web 2.0に基づく「Feedpath」、サイボウズがサービスイン(ITmediaエンタープライズ) 「Web2.0よりユーザーの声を」――mixi笠原社長(

  • 「オタクにオシャレな服を売る」ための発想 :Heartlogic

    オタクにオシャレな服を売る」ための発想 あけましておめでとうございます。 新年早々どうでもいい話を。はてなブックマークを眺めていると、脱オタ、ファッションの話をいくつか目にする。で、「脱オタしてオサレ軍に入るためのガイドじゃなく、服に関心のない人、最低限バカにされない程度の服が買えればいい人向けのファッションガイドが欲しい」てな話を読んだ。 私がいま持ち合わせている感覚で単純に考えると、こういう人たちはそもそも服に金をかけたくないんだから、そんなを出しても誰も買わないだろう、という結論になる。「パソコンなんて動けばなんでもいい」という人がパソコンを買わないのと一緒で。「ファッションセンス磨いて脱オタじゃぁー!」と気合の入った層にターゲットを絞る企画は正しいと思う。 商機があるとすれば、体験談など集めて書籍化、という形か。いわゆる「モノを売るのでなく体験を売れ」という発想に基づいて、「

    umeten
    umeten 2006/01/05
    要するに、もはや「物を売る」時代ではない、と言うこと。
  • Web2.0時代に、ユーザーが経験しておくべき10のこと :Heartlogic

    Web2.0時代に、ユーザーが経験しておくべき10のこと Web2.0という言葉はまだ、Web製作者、運営者の間で語られるだけの言葉だ。だが、Web2.0的なWebサービスは既に次々とリリースされており、一般ユーザーが経験できる範囲でもWebのあり方は確実に変わりつつある。 そんな中、新しいWebに適応できていないユーザーがいる。現実世界のメタファでしかネット社会を捉えられない人や、旧来のWebで満足してしまって新しいWebを積極的に体験しようとしない人がいるなあと、ちょっと前から思っていた。 現実世界のメタファでしかネット社会を捉えられないとは、ハイパーリンクや検索の概念が理解できず、「リンクはトップページに張れ」とか言っちゃう人が極端な例。旧来のWeb体験で満足している人とは、ホームページ・ビルダーは毎年買っているけどブログはやってないとか、はてなアンテナは使っているけどはてなブックマ

    umeten
    umeten 2005/11/25
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