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ブックマーク / goito-mineral.hatenadiary.org (14)

  • あの豪快なパクリ事件から一年余 - 伊藤剛のトカトントニズム

    こんなブログが出来ていました。 唐沢俊一検証blog http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/ 2ちゃんねる唐沢スレ@一般書籍板でも「検証」が続いていますが、いや驚くほど「ガセ」や「パクリ?」が出てきます。かつてはぼくも彼のことを「博覧強記」だと思っていて、体よく騙されていたわけですが、よくもまあこんなのに騙されていたもんだと思います。 例のパクリ事件から一年余、居直り被害者誹謗中傷から半年余り、そろそろ皆の口の端に上ることも少なくなり、朝日新聞書評委員にも何わぬ顔をして復活していますが、やはりあの男の性を知るひとが一人でも増えたほうがよいと考え、リンクしました。 ぼくのブログは、まだまだ少数とはいえ、出版社や新聞社などマスコミ関係の方にも読まれています。 もしも、唐沢の漫棚通信パクリ事件について「あれは唐沢さんが謝罪をして決着したんでしょ? 人間、間違いもあ

    あの豪快なパクリ事件から一年余 - 伊藤剛のトカトントニズム
    umeten
    umeten 2008/07/16
    >唐沢の問題が「うっかり」とか「間違い」というレヴェルのものなのかどうか
  • 岡田斗司夫氏の次の本『食べても太らない男のスイーツ』 - 伊藤剛のトカトントニズム

    このタイトルの意味は、エントリーを最後までお読みいただくと分かります(微妙に「釣り」ですw)。 オタクはすでに死んでいる (新潮新書) 作者: 岡田斗司夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/04/15メディア: 新書購入: 17人 クリック: 634回この商品を含むブログ (170件) を見る 岡田斗司夫氏の新著『オタクはすでに死んでいる』をめぐって、激しく、しかし冷ややかな反応がそこここでなされている(たとえば「幻視球 : 自称オタキング逃亡事件」http://xn--owt429bnip.net/2008/05/otaking.php 「オタクは死んだ! そしてゾンビとなって岡田斗司夫に襲いかかる - かむかむごっくん」http://d.hatena.ne.jp/kossetsu/20080507/p1)のを横目で見てたんですが、そういえばオレ五年前に「オタクは死んだ」って書

    岡田斗司夫氏の次の本『食べても太らない男のスイーツ』 - 伊藤剛のトカトントニズム
  • またTBSか - 伊藤剛のトカトントニズム

    すでにご存じの方のほうが多いと思いますが、TBSの番組「アッコにおまかせ」で「初音ミク」を取り上げた際に取材時の説明とは違う、オタクをステレオタイプ的に揶揄する内容のものを放送したようです。 「初音ミク」の製造元に「謝罪文」が掲載されています。「謝罪」という体裁を取っていますが、事実上、これはTBSに対する抗議と受け取るべきものです。こうした「局」の取材を受けてしまったことについての「謝罪」ということです。 http://blog.crypton.co.jp/mp/2007/10/1014.html 番組自体は未見ですが(ニコ動で見られるようなので、手がすいたら見ようと思いますが)、またTBSかよ! と思いました。 オタの問題だとわりとウェブで温度の高い反応が出てきやすいんですが、これはオタに限ったことではないでしょう。最初にTV局が決めたストーリーに「現実」を合わせてしまうという手法がこ

    またTBSか - 伊藤剛のトカトントニズム
    umeten
    umeten 2007/10/18
    ×「視聴者は低俗なものを好む。低俗じゃないとウケない」→○「視聴者には低俗な人間が多い。低俗な方が(母集団が多いため)ウケる確率が高い」 ということ。
  • セクハラ概念の拡大解釈による辞職勧告 - 伊藤剛のトカトントニズム

    http://www.ganbareusui.com/ まずは、リンク先をお読みください。 元風俗記者で、現東村山市議の薄井雅美氏が、過去の職歴を理由に「辞職勧告」を出されているのに対し、抗議の署名が募られています。 この不可解な辞職勧告を出しているのは、二人の東村山市議、矢野穂積氏と朝木直子氏です。 矢野氏が発行人をつとめる「東村山市民新聞」なるサイトで、かなり強い調子で糾弾が行われています。薄井氏が当選直前まで風俗記者をしていたこと、その際の動画が現在でもウェブで見られることを、そのまま朝木氏への「セクハラ」と解釈し、辞職を勧告しているのです。 http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/index.html 以下は、その矢野氏の文章です。 「セクハラ」を公然と肯定している薄井さん、「過去は誤りだった」と総括したとしてもそのどっ

    セクハラ概念の拡大解釈による辞職勧告 - 伊藤剛のトカトントニズム
    umeten
    umeten 2007/06/23
    これはただの職業差別だし、身分差別。およそ許されるものではない。
  • 愛知の管理教育 - 伊藤剛のトカトントニズム

    東浩紀id:hazumaくんの母校がCLANNADのモデルになったとかで盛り上がっているが、ぼくがいま母校について話をするとなると、これが途端にヘヴィなものとなる。 悪名高い「愛知の管理教育」の影がちらつくからだ。 確かにひどい状況にあったのは一部の学校に限られるのだけれど、愛知県で高校生活を送った者にとっては、程度の差こそあれ、当事者席に座らされる話題だと思う。 県立東郷高校を頂点に、無意味な校則と教師による暴力行為が吹き荒れたことについては、知っているひとも多いと思う。詳細については、当時、果敢にも学校側に異議申し立てを行った内藤朝雄氏のテキストを読んでもらいたい(http://web.archive.org/web/20020105160847/park.itc.u-tokyo.ac.jp/kiss-sr/~naito/newpage8.htm)のだが、この問題は、蛮行の直接的な被害

    愛知の管理教育 - 伊藤剛のトカトントニズム
    umeten
    umeten 2007/03/22
    >「愛知の管理教育」が教育の名のもとに行った犯罪について
  • あの「コミ通」石館通信と似たスメルがする「ひだけーだい」 - 伊藤剛のトカトントニズム

    AYS:笑いをクリエイトするギャグ作家がマンガ家たちの怒りを買っている http://d.hatena.ne.jp/AYS/20070208#p1 詳しくはリンク先を参照してほしいんだけど、「私の考えたギャグやネタを売りますよ」というビジネスをはじめた者がいて、いしかわじゅんをはじめとしたマンガ家諸氏に営業メールをバラ撒き、人々の失笑や怒りを買っているという話。 話題の元となっているサイトはここ「ギャグ作家 ひだけーだい」。 http://www.omogaku.com 「ひだけーだい」で検索しても、ほぼ何もかかってこないので正体は不明だ。 id:AYS氏も呆れているが、この男、驚くべきことに西原理恵子に「ダメだし」をしている。 http://www.omogaku.com/2255.html このページを下にずっとスクロールすると出てくる。 「鳥頭の城」からおそらく無断で引っ張ってきたと

    あの「コミ通」石館通信と似たスメルがする「ひだけーだい」 - 伊藤剛のトカトントニズム
    umeten
    umeten 2007/02/18
    固定化した論理と、狭く偏った想像力の問題の指摘。
  • 竹内一郎『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』、疑惑の論文それ自体への言及 - 伊藤剛のトカトントニズム

    大人のミヤモメモ id:hrhtm1970:20061124:1164301675 うちのブログをお読みの方は、かなりの割合ですでにリンク先の宮君のブログをお読みだと思いますが、うちの更新はチェックしていても宮君のほうはしていない方もおられると思うので、触れておきます。 などともってまわった物言いをしているのも、問題ののもととなった、この「博士論文」それ自体を一部とはいえはじめて読み、言葉を失ったからです。宮君から話はきいていたけれど、ここまでひどいとは……。いや、しかし、ホント、すげえな。とにかく、読んでみてください。宮君もよくここまで丁寧に扱ったものです。それほど、ひとを呆れさせ、まともに取り合う気をなくさせる代物です。 とはいえ、宮君の文中にもぼくの名前が出ているので、萎え萎えになる気持ちをどうにかしてひとつだけ言及しておこうと思います。竹内一郎氏が、現在の日のマン

    竹内一郎『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』、疑惑の論文それ自体への言及 - 伊藤剛のトカトントニズム
  • サントリー学芸賞事件+九州大学論文博士審査にまつわる疑惑 - 伊藤剛のトカトントニズム

    金曜から、岩手に行っていました。 画像は、久慈琥珀博物館でのわたくし。 背景は琥珀をモザイク状にして作ったドームの内壁であります。 http://www.kuji.co.jp/museum/index.html 岩手に行っている間に、サントリー学芸賞がらみの"事件"がありました。 ここでぼくから詳しく説明するのもどうかと思いますので、下記のYAHOOブログ検索結果と、リンク集を参照ください。 (斎藤一の日記に関してはどちらにも含まれていないので、別途リンクしました) yahooブログ検索:竹内一郎 手塚治虫 リンク集:id:n-291:20061113#p3 id:komogawa:20061109:1163040971 拓殖のあと〜斎藤一の日記:id:hspstcl:20061112#1163298892 そして、できれば問題の『手塚治虫 ストーリーマンガの起源』をお読みいただければと

    サントリー学芸賞事件+九州大学論文博士審査にまつわる疑惑 - 伊藤剛のトカトントニズム
  • 「叱って」るわけじゃないですよ。お間違えなきよう。 - 伊藤剛のトカトントニズム

    まずはこちらのエントリーをお読みください。 白拍子なんとなく夜話:http://d.hatena.ne.jp/y-shirabyoushi/20060319 「プロがきちんと叱ってほしい」と書かれているが、この場合の「プロ」とはどういうひとのことをいうのだろうか。 単にマンガ評論だけで生計を立てているかどうかという意味ではないと思う(その意味での「プロ」はこの国にはひとりも、そう「ひとりも」存在しない)。だから、金銭的なことは基準にならないわけだが。 当然のことながら、私自身にその「プロ」としての資格があるかどうかは分からない。確固たる判断の基準が存在しないのだ。 なんだか歯切れが悪くて申し訳ないが、ただ、自分の成長とともに読んできた作品を特権化して、そこにしか基準をおかないという読みの問題については指摘しておいていいだろう。次に、件のレビュアーが、マンガ作品に描かれている作品世界への「没

    「叱って」るわけじゃないですよ。お間違えなきよう。 - 伊藤剛のトカトントニズム
  • 買ってきました、竹内一郎『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』 - 伊藤剛のトカトントニズム

    手塚治虫=ストーリーマンガの起源 (講談社選書メチエ) 作者: 竹内一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/02/11メディア: 単行(ソフトカバー) クリック: 18回この商品を含むブログ (33件) を見るまずは、紙屋研究所さんにによるレビューをお読みください。 http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/storymanga.html タイトルからも推察されるように、従来からいわれてきた、ステレオタイプなマンガ史観をつづったのようです。ぼくはこれから読むので、ぼく自身の感想は控えておきますが、紙屋研究所さんがいわれるとおり、帯の文句がスゴイ。 ……だ、そうです。 しかしてその実態は、長谷邦夫さんのはてダによると、以下のようなもののようです。 http://d.hatena.ne.jp/nagatani/20060214 少し読んでみましたが、とても帯

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  • 竹内オサム『マンガ表現学入門』の読み方 - 伊藤剛のトカトントニズム

    書き下ろし原稿直し、最後の詰め。 ウエクサ君、あと一日ください。 ぜんぶで400字詰め原稿用紙換算で約500枚分になりそうです。 ジャック・オーモンほか著の『映画理論講義』を読み読み、あと『文化理論用語集 カルチュラル・スタディーズ+』を参照しつつ、作業を進めています。『文化理論用語集』は、もはや卑怯の域でアンチョコとして使えるスグレものです。とかいってると、「あんなの使ってるなんて程度が知れるね」と、イヤな文科系院生(でも実態はワナビー)あたりからツッコまれそうで怖いのですが。 映画理論講義―映像の理解と探究のために 作者: J.オーモン,M.マリー,A.ベルガラ,M.ヴェルネ,武田潔出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2000/05/01メディア: 単行 クリック: 30回この商品を含むブログ (16件) を見る 文化理論用語集―カルチュラル・スタディーズ+ 作者: ピーターブルッ

    竹内オサム『マンガ表現学入門』の読み方 - 伊藤剛のトカトントニズム
    umeten
    umeten 2005/07/03
    これからのマンガ学に不可欠な、心情的曖昧さの批判的排除。「マンガ論」論、あるいは「マンガ論」史。
  • 2005-06-27

    なにこの蒸し暑さ。 夕方、うっかり吉祥寺まで自転車ででかけ、暑さにヘバル。 すっかり体力を消耗した。気温の高さより湿度が効いてる感じだ。 ああそうだ。 先週、学生に出してもらったレポートの評価(というかコメント)をしないといけない。 約40人分あるので、結構たいへん。 レポートってのは、先々週、ヒッチコックの『鳥』を見せたので、その感想です。 「カット」とか「モンタージュ」「同一化技法」「切り返し」などの映画用語を講義で使っていたので、その説明のため、実際に見てもらったわけです。 「同一化技法」といえば、竹内オサムの新刊が出ましたね。 マンガ表現学入門 作者: 竹内オサム出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/06/24メディア: 単行購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (18件) を見る たいへん評価に困るなんですが、ともあれ手塚治虫『新宝島』をめぐる評価に

    2005-06-27
    umeten
    umeten 2005/06/30
  • 手塚治虫文化賞受賞パーティに行ってきました。 - 伊藤剛のトカトントニズム

    とはいっても授賞式そのものには都合で行けず、『PLUTO』組のパーティです。 手塚治虫文化賞では、授賞式のあと各受賞者ごとにパーティを開くのが通例になっているようですが、選考委員を含めた「マンガ評論家」スジは、その各パーティに分かれて流れるのだそうです。夏目房之介さん(ブログに授賞式に行って来ました、という記述がありますね。http://www.ringolab.com/note/natsume2/archives/003488.html)によると、呉智英さんや村上知彦さんらは、こうの史代さんのほうに流れたんじゃないかということでした。 『PLUTO』組のパーティに来ていたのは、夏目さんをはじめ、藤由香里さん、ヤマダトモコさん、マット・ソーンさん。ぼくは「評論家」ですが、「元アシスタント」でもあるので、立場が二重です(笑)。マンガ家の星野泰視さんほか元アシ仲間と久しぶりに会えたのはとても

    手塚治虫文化賞受賞パーティに行ってきました。 - 伊藤剛のトカトントニズム
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    umeten 2005/06/11
  • 日本マンガ学会の運営について - 伊藤剛のトカトントニズム

    http://d.hatena.ne.jp/boxman/20050203#p1 (面倒なので、この件については敬称略にて失礼) アメリカン・コミックス研究家、箱男こと小田切博のエントリー。 ようは、日マンガ学会誌に掲載された「新聞漫画展」の「展評」をめぐって、それは論文を審査して学会誌に載せるという機能を学会が果たしてないんじゃないの? という質問状を宮大人(ひろひと)が送ったことについてである。 正確には、宮が「質問状」を送付するに至ったことからみえる、「日マンガ学会」の運営に関する問題についての意見である。 この件については、当事者である宮大人からいろいろ話をきいてしまっているので、逆に言及しづらいところがある。 ぼくは今回の件は、宮田徹也という書き手の「展評」が、実際の「新聞漫画展」の内容とは異なるものであったということと、その「展評」がマンガ学会誌に載るにあたった経緯の

    日本マンガ学会の運営について - 伊藤剛のトカトントニズム
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    umeten 2005/06/11
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