タグ

大倉崇裕に関するumikawausoのブックマーク (2)

  • 大倉崇裕『七度狐』 - 積読自慢はカッコワルイと思います。

    七度狐 (創元クライム・クラブ) 作者: 大倉崇裕出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2003/07メディア: 単行 クリック: 4回この商品を含むブログ (31件) を見る 2003年7月購入。4年10ヶ月の放置。「季刊落語」の間宮緑は杵槌村という寂れた地で行われることになった春華亭の一門会の取材に訪れることになった。この一門会では引退を表明した六代目春華亭古秋が後継者となる七代目を襲名することになるという。候補は古秋の息子たち三人――古市、古春、古吉。いずれも古秋を継ぐには何らかの問題を抱えており、誰が継いでも穏やかにおさまりそうはない。そのような空気の中で殺人事件が発生、さらに村は豪雨によって陸の孤島と化す。やがて事件は連続殺人へと発展していく。 テーマとなるのは見立て殺人であるのだが、趣向は非常にユニークだ。見立ての材料とされるのが落語「七度狐」で、狐に七度騙される男について

    大倉崇裕『七度狐』 - 積読自慢はカッコワルイと思います。
    umikawauso
    umikawauso 2008/05/26
    大倉崇裕さんって落語ミステリ多いんかな。
  • 大倉崇裕『三人目の幽霊』 - 積読自慢はカッコワルイと思います。

    三人目の幽霊 (創元クライム・クラブ) 作者: 大倉崇裕出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2001/05メディア: 単行 クリック: 1回この商品を含むブログ (23件) を見る 2001年5月購入。5年11ヶ月の放置。「季刊落語」の編集者・間宮緑の周囲で起きるさまざまな事件上司である牧大路が解決していく。短編を5編収録しているのだが、事件の内容が落語界内部のものと語り手である緑の周辺で起きるものとが交互に描かれており、読み手はなじみのない落語界と緑の等身大の生活を垣間見ることによって、作品世界そのものを立体的に捉えることができる。また、緑の周辺で起きる事件も背景にある人間の感情がある特定の落語作品に通ずる要素があり、その辺をうまく組み合わせることによって全編をひとつの「落語ミステリ」という作品に仕上げられている。デビュー作にしては地に足のついた好短編集といえる。

    大倉崇裕『三人目の幽霊』 - 積読自慢はカッコワルイと思います。
    umikawauso
    umikawauso 2007/04/15
    落語とミステリ
  • 1