「アカデミアは地上人の君らを、卒業するときに文句なしの宇宙船乗りにして送り出す。そして君らは行くのだ、上へ。宇宙へ。誰も行ったことのないような、新しい宇宙へ。星々の輝きに祝福を受けながら。星は遙か彼方にあるのではない。望みさえすれば、励みさえすれば、君ら全員がその手にすることができるのだ」 宇宙を目指す学生たちのお話。すっごい良かった。こういうお話大好き!いがみ合うこともあるんだけど、ちゃんと認め合って、仲間のすばらしさが伝わってくるんだから素敵です。各章の頭に引用される宇宙探検隊長の言葉が、たまらない……。幾度となくじわりとさせられました。→ 感想