「人に重荷を背負わせて忘れてしまったり、自分は関係ないと考えてしまう人なんて、この世にたくさんいるのよ。だから、そんな人より、梶本くんはずっとまし」 「でも、行動が伴わなければそんな人たちと同じです」 「わかってるじゃん。じゃあ、次はどうするの?」 謎解きという点ではそれほどでもないんだけど、ある意味、どんでん返しなところや、さりげない恋愛要素が素敵でした。このシリーズは追いかけていく予定 → 感想
サクリファイス 作者: 近藤史恵出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/08メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 139回この商品を含むブログ (326件) を見る 身が震えるような傑作。どちらかと言うと前半部分の、石尾のアシストに徹しているときの白石の方が好き。感想はこちら。 最初に感動したのはエースとアシストの関係だ。持てるちからの限りを尽くしてエースの勝利をサポートする、いかなるエースもアシストの補助がなければ勝つことができない。平たく言ってしまうと自己犠牲だが、読んでいる最中、このエースとアシストという概念が胸の内をぐるぐると回り続けていた。これは物語で言うところの主役と脇役、人生で言うところの脚光を浴びるひとと縁の下の力持ちという関係にも通じるだろう。 以下、感想リンク。まだあまり読んでいるひとがいませんね。ミステリとしてだけでなく、青春小説・成長小説・スポーツ小説と
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