陸上部のレギュラーが練習中に怪我をした。 外傷は無い。だが志郎たちには見えてしまった。 それが呪の力によるものだと。 他人の努力を、見えない力で奪うなんて許せない。 志郎と小鳩と菓は、呪の使い手を捜すが・・・ それにしても、嫉妬という感情がとてもリアルだ。恐ろしいまでに。 特に最後の感情に反応する呪が反応してしまうほど、人は愚かに、卑屈になれるか。なれるだろう。 そんなリアルな展開も、笑って元気に吹き飛ばす菓の存在は大きい。 さて。今回は倭が出てきたわけだ。 彼は何をしたいのかがわからないけれど、はたして志郎は力を貸すのか? まだまだ予断を許さぬシリーズ第 2 弾。 次作の感想: 鳥は鳥であるために 3 前作の感想: 鳥は鳥であるために Amazon| bk1
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