第二次世界大戦中、戦場へ向かった猫が居た。 船における猫の任務 1941年5月にイギリス王室の名を冠する戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」と ドイツの「鉄の聖堂」こと戦艦「ビスマルク」が デンマーク海峡海戦で直接、... 外国の話ばかりかと思いきや、日本にも、南極へ行った猫が居ました。 猫はもともと、航海のお守りとして大事にされてきましたし、 船の敵、ネズミも駆除してくれます。 日本では、ネズミ退治はもちろんのこと、 「ネコが騒げば時化、眠れば好天」や 「ネコは船中で必ず北を向く」などの言い伝えがあり、 猫には天気の予知する能力や荒天でも方角を示す能力とがあると信じられてきました。 1956年(昭和31年)。第1次南極観測隊が出発する直前、 ある人から託された一匹の三毛猫。 動物愛護団体の鈴木はなという女性から 「オスの三毛猫は航海に縁起が良いので、航海のお守りとして連れて行ってください