2009年のドイツ映画「ザ・ドア 交差する世界」。 自らの不倫中に娘を事故で亡くし、妻にも愛想を尽かされ全てを失った 画家のダヴィッド(マッツ・ミケルセン)。5年後、彼はある日自殺を試 みるが、そこで不思議な扉を発見する。扉を開けてトンネルを通ると、 そこは娘を失ったあの日につながっていた。信じられない思いながらも、 ダヴィッドは娘を救出することに成功する。ところが自宅にいる時彼は 不審者と見なされ襲われてしまい、揉み合っているうちに相手を死なせ てしまう。その相手は「5年前の自分」だった。ダヴィッドはそのまま その世界で人生をやり直そうとする。 SFサスペンス。おもしろかったのだが、少しわかりにくかった気もす る。私はSFというか、タイムスリップとかパラレルワールドとかが苦 手なのだ。深く考えると余計わからなくなってしまう。画家のダヴィッ ドは近所の女性と密会をしている最中に娘が自宅のプ