古屋国家公安委員長は4日の閣議後の定例記者会見で、警察による交通違反の取り締まりについて、「取り締まりのための取り締まりになっている傾向がある」と苦言を呈し、あり方を見直す必要があるとの考えを示した。 古屋委員長は「取り締まりは事故防止に役立つことが大切だ」と指摘。歩行者のいない50キロ制限の片側2車線の直線道路を例に挙げ、「交通の流れで70キロくらい出る。そういう所(での取り締まり)は疑問」と述べた。欧州では歩行者が多く道路の幅が狭い街中などで厳しい取り締まりをしているという。
古屋国家公安委員長は4日の閣議後の定例記者会見で、警察による交通違反の取り締まりについて、「取り締まりのための取り締まりになっている傾向がある」と苦言を呈し、あり方を見直す必要があるとの考えを示した。 古屋委員長は「取り締まりは事故防止に役立つことが大切だ」と指摘。歩行者のいない50キロ制限の片側2車線の直線道路を例に挙げ、「交通の流れで70キロくらい出る。そういう所(での取り締まり)は疑問」と述べた。欧州では歩行者が多く道路の幅が狭い街中などで厳しい取り締まりをしているという。
【宮武努】マンションに住む認知症の高齢者を徘徊(はいかい)させないため、ヘルパーらがチェーンキーで外から施錠したのは虐待にあたるとして、神戸市は3日、北区の2事業所に対し、営業停止にあたる6カ月間の指定効力停止処分を決めた。処分は8月1日から。厚労省によると「施設内の身体拘束が行き過ぎるケースは時々聞くが、訪問介護で自宅を外から施錠したケースはあまり聞いたことがない」という。 処分を受けたのは、居宅介護支援事業所「セントケア北六甲」と訪問介護事業所「あじさいのもり神戸」。 市によると、昨年8月10日ごろ、同区のマンションに住む90代の認知症の男性を徘徊させないため、担当するケアマネジャーとヘルパーが本人や親類の了解を得ずにドアノブと横の格子をひもで縛った。男性がひもを包丁で切ったため、同21日に同じヘルパーがチェーンキーでドアノブを施錠。計7人のヘルパーが介護に訪れるたびに施錠を続けた
福島県二本松市でハウス内の線量を調べる男性(2011年5月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/ YOSHIKAZU TSUNO 【6月3日 AFP】国連科学委員会は5月31日、2011年の福島第1原子力発電所事故による放射線被ばくが、将来的に健康障害をもたらす可能性は低いとする報告書をまとめた。 報告書をまとめた放射線の影響に関する国連科学委員会(UN Scientific Committee on the Effects of Atomic Radiation、UNSCEAR)は、「福島第1原発事故後の放射線被ばくは、健康にただちに影響を及ぼさなかった」「累計被ばく量を評価された作業員の大多数と公衆の将来的ななんらかの健康影響に(事故を)関連づけることができる可能性は低い」と述べた。 報告書は18か国の科学者80人が作成し、オーストリアのウィーン(Vienna)で開かれた総会後に発表され
残業代未払い求めるドライバー「人間不信に陥る」|物流ウィークリー・物流と運送、ロジスティクスの総合専門紙 残業代を払わない社長の話でブクマが大盛り上がり、果ては「こんな記事を載せるなんておかしい!」などと吹き上がるブックマーカーで大賑わいであります。 でもこの物流ウイークリー、頭のおかしい社長の話だけじゃなくて頭のおかしいドライバーや従業員の話もバンバン載せております。 残業代せしめる悪質ドライバー 万全の対策が必要|物流ウィークリー・物流と運送、ロジスティクスの総合専門紙 埼玉県の事業者に入ってきた40代前半のドライバーAは、当初は真面目な勤務ぶりを見せていたが、3か月後、配車の指示に「あれはいやだ、これはいやだと仕事を断るようになった」という。 Aは1か月以上も出社せず、仕事もしてなかったため、同社としても賃金を支払う必要なしと考えていた。しかし、労基署は同社へ支払いを求めてきた。「せ
今週のコラムニスト:マイケル・プロンコ 〔5月28日号掲載〕 東京で最悪なこと。それは、酔っぱらいながら猛ダッシュで駅に着いたら、アナウンスが流れて照明が消え、大きなシャッターがガラガラと下りてくること。悲しくて、腹立たしくて、おカネが掛かる夜。私の乗るはずだった終電が新宿駅を出発した瞬間、シンデレラさながら黄金の馬車はカボチャに戻る。 すると昼間の東京ではいとも簡単にできることができなくなり、誰もが途方に暮れる──家に帰れない! 駅員に懇願しても、ネットで検索しても無駄だ。私も試したことはある。終電は文字どおり「最終」の電車なのだ。 だから、東京都の猪瀬直樹知事が都営交通の終夜運行を考えているというニュースを聞いたとき、私は跳び上がって喜んだ。もう大慌てで家に帰らなくても、タクシー代という名の罰金を払わなくてもいい。終電そのものがなくなるのだ。腕時計も着けなくていい。 世界の大都市の多く
本当に美味しいものを食べるときは一人で食べたほうがいい。 目の前の料理を誰にも邪魔されずに、誰はばかることなく好きなタイミングで味わい尽くすことができる。 食べたくないものは食べなくてもいいし、大皿料理の取り分けを気にしなくてもいい。 同席者のグラスの空き具合を気にする必要もない。会話の相槌を考えなくてもいい。 誰かと一緒に食事をしていると、料理も会話のネタの一つになってしまう。 会話よりメシを食うことのほうが楽しいに決まっているというのに。 ということを力説したら、エゴイスト、社会不適合者として軽蔑と憐憫の視線で見られるようになった。 どんなに気を許した相手でも、本心は明かさないほうが良かったんだなぁ…。
北京を訪問している野中広務元自民党幹事長は3日、中国の要人との会談で、沖縄県の尖閣諸島について日中国交正常化のときに、領有権問題を棚上げすることで、日中間で合意があったとする見解を伝え、日本政府の立場とは異なる野中氏のこの発言を中国の国営テレビや通信社が相次いで伝えました。 野中元自民党幹事長は、超党派の訪中団の団長として2日から北京を訪れており、3日、人民大会堂で中国の党最高指導部の1人で党内の序列が5位の劉雲山政治局常務委員と会談しました。 会談後、記者会見した野中氏などによりますと、この中で野中氏は、沖縄県の尖閣諸島を巡って41年前の日中国交正常化の際に当時の田中角栄総理大臣と中国の周恩来首相との間で領有権問題を棚上げすることで合意があった、と述べたということです。 これに対して、劉常務委員は、野中氏が長期にわたって日中関係の発展のために尽くした努力を評価し、中国としても日中関係の発
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