【石川智也】憲法が保障する「表現の自由」とは何か――。差別的なヘイトスピーチ(憎悪表現)デモが問題化するなか、そんな議論が高まっている。街角やネットで在日韓国・朝鮮人への侮蔑を繰り返す若者と、「市民」としてそれに抵抗する男性とに、話を聞いた。 ■「公益と秩序のため」 「劣等民族」「害虫」「奴隷の子孫」……。画面に不穏な言葉が並ぶ。 茨城県南出身で今は都内に住む20代の会社員男性は、主に韓国や北朝鮮、在日コリアンについての「所感」を、3年前からツイッターで発信するようになった。竹島や朝鮮学校の高校授業料無償化、歴史問題などにテーマが及ぶと、さらに言葉が激しくなる。知識の仕入れ先は、高校生のころに読んではまった「嫌韓流」という漫画という。 「ネットだから遠慮はいらない。日本人はお人よし過ぎる」 仕事を終えた夜には、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)のデモの動画を見て、視聴者コメン
今日は憲法記念日という事もあって黒塗り街宣車の右翼が派手に騒いでいる。爆音を鳴らしながらいかめしい街宣車が何十台も列を成しているのは恐ろしくもおぞましい風景だ。これを見れば一目瞭然なのだが、この手の「旧来・本筋」の右翼の行動こそ年々凶暴さと過激さの度合いを増している。最近では在特会デモばかりが取り上げられてその影に隠れ(?)、こうした事が忘れられているのではないか。先程筆者が見てきた右翼のデモは、爆音や人数、周囲に与える威圧感などで在特会のそれとは比べ物にならない規模だ。もちろんそれを警察がご丁寧に守ってやっている訳だが。 こういう本筋の極右連中が、(自分らよりも規模的にチンケな)在特会だけを悪者扱いして自分らを美化・正当化するのに利用しているのは何の冗談なのか。典型的なのが、以下の森達也が書いた愚劣極まりない記事だろう。 http://diamond.jp/articles/-/348
「中国で本屋を覗いてみたよ」にいくつかコメントをもらっているので、回答を兼ねて少し補足してみる。 コメント欄から: 専門書棚、外国小説棚と保守系雑誌が並ぶ棚を比べる! 正直、だいぶ恣意的な写真だなと感じました(笑) そんな比較をしているつもりもないし、そもそも日本の書店の「保守系雑誌が並ぶ棚」と比べられるような棚は、私が行ってみた中国の書店では見つけることができなかった。 例えば、@rieki01さんが撮影してくれた、紀伊國屋書店(東京)の嫌韓・嫌中本コーナーの写真を見て欲しい。こんな排外主義的妄想本の山なんて、世界的にも珍しい恥ずべき代物ではないだろうか。 しかも、売れるから仕方なく置いてある、という状態ではなく、書店側から「日本人がきちんと知っておかなければならない問題です!」と煽っているのだから、さらに救いがない。 まあ、強いて比べられそうな棚といえば、中国の書店にも戦争関係の本の棚
紙面で読む自民党改憲草案の問題点を語る「明日の自由を守る若手弁護士の会」の女性弁護士=4月24日、東京都国分寺市 憲法をめぐって、安倍晋三首相が参院選の公約に掲げる96条の改正に注目が集まる中、表現の自由を保障する21条にも手を加える自民党の憲法改正草案に危機感を抱く人たちが、相次いで集会を開いた。改正の発議要件を衆参両院の3分の2以上から過半数に緩和する96条の改正よりも21条への関心が低いと催されたが、… 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら※有料記事の一部を自動で取り出して紹介しています。関連記事自民公約「改憲」が前面 参院選案、争点化狙う(4/19)(私の視点)自民党の改憲草案 「言論の自由」制限するな 山了吉(2/4)改憲に強い危機感 9条守れ(1/8)
生活の党は、憲法改正の要件を定めた96条を堅持する一方、憲法9条に、国連のPKO=平和維持活動に自衛隊が参加するとした条文を加えるなどとした、憲法改正に対する考え方の素案をまとめました。 それによりますと、憲法について、国民主権や平和主義などの3大原則に加え、4つ目の原則として「国際協調」を位置づけるとともに、憲法の基本理念を堅持したうえで、時代の要請を踏まえて条文を追加する「加憲」の立場を取るとしています。 そして、憲法改正の要件を定めた96条については、憲法の安易な改正を認めない立場から、国会が憲法改正を発議するには、衆参両院のそれぞれで、すべての議員の「3分の2以上の賛成」が必要と定めている今の条文を堅持するとしています。 一方、憲法9条については、新たに、国連のPKO=平和維持活動に自衛隊が参加するとした条文を加え、国連の活動に参加するなかで、武力行使を含むあらゆる手段を通じて、世
NHK視点・論点の「東日本大震災2年(4) "除染"に思う」2013年03月07日 (木) という。玄侑宗久氏の文章は、詭弁に満ちたものです。 彼が依拠するデータと、彼の文章に即して、反論しました。 連続ツイートの途中で「だ・である」体から「です・ます」体になったのは、私の怒りのゆえ、です。
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