戦後70年に合わせて安倍晋三首相が出す「安倍談話」に向け、歴史認識などを議論する「21世紀構想懇談会」の第2回会合の議事要旨が23日、公開された。会合では、先の大戦での日本の行為が侵略かどうかを巡り、活発な議論が交わされた。 会合は13日夕に開かれ、「20世紀の世界と日本の歩みをどう考えるか」について議論された。議事要旨は、座長代理の北岡伸一・国際大学長と外部有識者として参加した奥脇直也・明治大学法科大学院教授の冒頭発言以外は匿名になっている。 議事要旨によると、奥脇氏は「侵略」の定義について「今なお国際社会が完全な一致点を見いだしたとまでは言えない」と発言。その後、各有識者から発言が相次いだ。 「当時の価値観から見てもこれ… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員