朝鮮植民地支配を正当化した「戦後70年談話」 2015年08月15日 16:58 主要ニュース ごう慢な歴史観を美化粉飾 日本の安倍首相が「戦後70年談話」を発表した。「侵略」、「植民地支配」、「痛切な反省」、「謝罪」という単語が入ってはいても、日本の罪科を認めようとしない談話は、侵略者、植民統治者のごう慢な歴史観、アジア観を外交的な美辞麗句で粉飾したものに過ぎない。
![朝鮮植民地支配を正当化した「戦後70年談話」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/13e623639ae6bb89059a3e2909e6f5f27ef0c4f1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fchosonsinbo.com%2Fimages%2Flogo%2Flogo_ogp_g.png)
〈米国の覇権戦略と東アジア〉(上)/“2015年版「桂-タフト密約」” 2015年06月15日 17:16 主要ニュース 朝鮮半島 日米ガイドライン再改定、第1目標は朝鮮半島 「2015年版『桂-タフト密約』だ」-ワシントンでオバマ大統領と安倍首相による首脳会談(4月28日)が行われた翌々日。ソウル光化門にある李舜臣将軍の銅像前に集まった南の市民団体メンバーは会見を開き、日米首脳会談で確認された新ガイドライン(日米防衛協力のための指針)の本質を一言で表した。 合言葉は「北の脅威」 「桂-タフト密約」は、1905年に米陸軍長官ウィリアム・タフトと日本総理であった桂太郎が米国のフィリピン支配と日本の朝鮮支配を相互に認めた秘密の分割協定のことをいう。 2015年、朝鮮民族にとって容認できない日米の共犯関係が繰り返されようとしている。オバマ政権はアジア・リバランス戦略に基づく対中包囲網形成の一環と
アジア・太平洋戦争末期の1944年夏に、「本土決戦」を叫ぶ旧日本軍によって、現・長野市松代町の3つの山(象山・舞鶴山・皆神山)を中心に総延長13kmにも及ぶ大地下壕の掘削が計画され、11月11日11時に正式に着工した。日本の敗戦まで約9ヵ月間に及んだ工事では延べ300万人が働き、約6000人いた朝鮮人労働者の内、約4000人が少なくとも5回にわたって強制連行されたということが証言などから明らかになっている。長野市史の「松代大本営の建設と強制労働」と題した説明部分には、「地下壕掘削工事の主要な労働力は、日本国内にいた朝鮮人労働者と植民地だった朝鮮半島から強制連行されてきた朝鮮人」「朝鮮人労働者は劣悪な三角兵舎などの住居にくらし、高梁・大豆・麦・とうもろこしの粉などの粗食で1日2~3回交代の長時間労働に堪えた」「きびしい監視下で労働に従事した。犠牲者は諸説あるが、正確な数字はわからない」と記さ
〈“歴史歪曲”の現場から〉奈良県天理市・柳本飛行場 2015年04月01日 09:00 主要ニュース 文化・歴史 薄皮をはぐように確認した史実/証言が明らかにする強制連行の実態 日本による植民地支配解放から70年の月日が経とうとしている。しかし、再び危うい空気が漂う社会。被害の真相究明や被害者の尊厳の回復はおろか、日本の加害の歴史を歪曲、隠ぺいする動きが拡がりを見せる。日本社会が背を向け、塗り替えようとする史実を直視し、その現場を歩く。 説明板撤去の経過 太平洋戦争末期、現在の奈良県天理市に造成された「大和海軍航空隊大和基地(通称・柳本飛行場)」。1943年秋ごろから始まったとされる建設には、朝鮮人労働者が「強制連行・強制労働」させられ、併設する「慰安所」には朝鮮人女性が連行された。この史実を明記した説明板(写真)が市と市教育委員会の手によって設置されたのは戦後50年にあたる1995年。し
日本の制度的な差別 2015年03月25日 10:03 春・夏・秋・冬 18日、参院議員会館で行われた国際人種差別撤廃デー記念集会では、差別にあえぐマイノリティの代表らがその実態について話した。部落、アイヌ、琉球、日本への移住労働者、ヘイトスピーチ、朝鮮学校差別問題などだ。自身の体験を涙ながら訴える発言者もいた。当事者が負った被害の深刻さを思うと猶予は残されていない ▼「日本における人種差別の一番の問題は、国が人種差別の問題の存在、あるいはその深刻さを正面から認めることから逃げ、取り組まず、放置していることだ」。集会の主催者を代表して発言した師岡康子弁護士はこう強調した。また「無償化」問題のように、国が公的・制度的に差別を行っているとしながら、国が差別的な政策を反省して改めなければ、社会から差別がなくなるはずがないと指摘した
「市民感情」とは 2015年02月04日 10:08 春・夏・秋・冬 朝鮮学校への補助金支給を求め、関連自治体に熱心に足を運ぶ日本市民がいる。昨年10月30日に発足した「千葉朝鮮学校を支える県民ネットワーク」のメンバーたちだ。千葉県、四街道市、船橋市など順次要請活動を行っている ▼船橋市を訪れた際、差別是正を訴える一行に対し、市長は「市民感情」にも配慮しなくてはならないと弁明したという。メンバーは食い下がった。「私も船橋市民の一人である。市民感情とは何なのか」。メンバーは、市民の感情がミスリードされている責任は行政にあると追及した。論理をすり替えようとするときにいつも出るのが「市民の感情」「理解が得られない」だ
平壌で考えた植民地支配の歴史/水野直樹 2012年06月28日 15:05 主要ニュース 文化・歴史 交流の再開こそ、解決の第一歩 車が増え、タクシーも走っている。道行く人を見ると、歩きながら携帯電話で誰かと話している人、カラフルな服を着た女性の姿も目につく。「ずいぶん変わったな」というのが10年ぶりに平壌を訪問した第一印象である。 日朝友好京都ネットの学術交流訪朝団の一員として平壌に入ったのは、4月28日。5月5日までの7泊8日の滞在である。訪朝団は総勢58人、「考古学・古代史」「近現代史」「思想文化」「国際関係」などのチームに分かれて、それぞれの目的に沿って訪問・見学、交流行事などのスケジュールを立てて行動した。 「近現代史」チームの代表を務めた私は、朝鮮近現代史に関わる訪問・見学先などを、受け入れ機関である対外文化連絡協会に提出していた。当初のスケジュールでは、私たちの要望は半分ほど
どうなる? 特別永住者の処遇と権利 2012年02月22日 16:26 主要ニュース 権利 7月9日施行「新しい在留管理制度」の問題点 7月9日から外国人登録法が廃止され「特別永住者証明書」が発行される。今回の「外国人登録法」の廃止と「入管法」・「入管特例法」の改定にあたり、日本政府は、特別永住者について、「他の在留資格の外国人と切り離して取り扱われる」と指摘した。その意味と意図は何か。改定「入管特例法」によって何が変わり、何が問題となるのか。「新しい在留管理制度」について考える。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く