6月12日、麻生太郎財務相(写真左)は閣議後会見で、2017年4月に予定する消費税率10%への引き上げについて、すんなり上げられる雰囲気にする必要があるとの認識を示した。右は安倍首相、1月撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino) [東京 12日 ロイター] - 麻生太郎財務相は12日の閣議後会見で、2017年4月に予定する消費税率10%への引き上げについて、すんなり上げられる経済環境にする必要があるとの認識を示した。 財務相は 17年度の消費税率引き上げの環境整備に振れ、「デフレに逆戻りさせないことが一番だ」と指摘。「仮に極端な経済状況になった場合、予定通り2%上げた場合の揺り戻しは、3%上げた後の揺り戻しの騒ぎではなくなる。そういうことにはならないように、2017年に、すんなり上げられるような雰囲気、環境にしておくことが必要だ」と述べ、消費税引き上げに耐え得る経済環境作りに努め