株式会社リョーユーパンは、福岡県大野城市に本社を置く製パン会社である[1]。 英文名称は、RYOYU Co.,Ltd.で、「リョーユー」の略称が広く知られている。 菓子パンに強い為、生産数量に占める食パンの割合は約2割程度と低めとなっている[1]。 1974年(昭和49年)の発売以来当社の売り上げ上位を維持し続けている「マンハッタン」は[3]、九州のソウルフードとなっている[4]。 第2次世界大戦後に食糧公団が各地に開設したコッペパン工場の一つが唐津市にあったが倒産したため[5]、北村政男[注 1]が少年時代の奉公先であった「松尾精麦」[注 2]創業者の松尾九一[注 3]の出資を受け[10]、1950年(昭和25年)5月に資本金60万円[10]で同市にグループの母体である「唐津糧友製パン株式会社」を設立したのが始まりである[広報 1]。 社長には松尾九一が就任した[11]。 1961年(昭