出版に関するuroburoのブックマーク (24)

  • 本を発見するための「出版ハッカソン」

    5月29日〜6月1日にニューヨークで米国書籍産業最大のコンベンション、「ブック・エキスポ・アメリカ(BEA)」が開かれ、国内外から出版関係者が大勢集った。規模は毎年縮小し、地味になっていく印象があるが、一方でこれからEブックの時代に対応すべく、出版業界の礎となっていくであろうIT起業家を育てていく新しい試みも行われている。 初の「出版ハッカソン(Publishing Hackathon)」もその一つだ。ハッカソンとは、物事をやりやすくする「ハッキング」と「マラソン」をかけた造語で、かけ声の下に集まった有志のプログラマーエンジニアたちに、既存の業界がスポンサーとなって、起業をめざしてその場でサービスを実際に立ち上げてもらおう、という実験だ。 元々ニューヨークという街はウォールストリートに象徴されるように金融界の中心地で、住宅ローンのバブルがはじけた2008年のリーマン・ショックまでは、株ト

  • アクセシビリティの向上:EPUB、図書館及び電子書籍のアクセシビリティ

    マット・エニス(Matt Enis) 2013年4月16日 2年前、エジプトを訪問中に、DAISYコンソーシアム事務局長ジョージ・カーシャ(George Kerscher)は、同国の主要な図書館に、プリントディスアビリティのある利用者が利用できる図書が、ごくわずかしか所蔵されてないことに気づいた。職員とボランティアは、より多くの図書をアクセシブルにすることに取り組んでいたが、毎年ほんの一握りのタイトルしかアクセシブルにすることができず、成果は限られていた。 部外者としてこのことに気づいた(自らも全盲である)カーシャは、それがまさに、アメリカ合衆国における、これまでのアクセシブルな図書の制作プロセスを示す縮図であることを理解した。出版社が図書を制作し、その一部のアクセシブル版を、非営利機関と図書館が制作する。量をこなすのは不可能である。カーシャは、これを実感できる例として、オーディオブックを

  • 出版デジタル機構とパブリッジが目指すもの

    出版デジタル機構――出版物の電子化支援を掲げこの4月に設立された同組織は、日電子書籍市場に欠けていた最後のピースなのだろうか。彼らが何を目指しているのか、あるいは胸にはどんな思いを秘めているのか、その輪郭を掴むべく、今回直接経営陣に話を聞いた。 「日電子書籍が普及しないのはなぜなのか?」 「使い勝手が悪い電子書籍を使うくらいなら“自炊”した方が良い」 「電子書籍元年から3年近く経つのにKindleはまだ上陸しないのか?」 日電子書籍を巡る状況は、ユーザーの側から見て決して理想的なものとは言えない。多くの試みがなされ、実際にさまざまなサービスが登場するも、ユーザー、そして業界が期待したほどにはまだ普及が進んでいない。 2010年から電子書籍の動向を追ってきた筆者は、その原因の1つに「タイトル数の少なさ」を挙げてきた。消費者にとって、、そしてを扱う書店は、ヒット作さえあれば良い

    出版デジタル機構とパブリッジが目指すもの
  • 印刷データ→電子書籍で外字化が必要な文字のまとめ | 電書魂

    以前のエントリーでDTPデータ内で使われているOpentypeグリフ字形(Adobe1-6)の一部が、電子書籍では外字画像にしないと表現できない問題について書かせていただきました。出版デジタル機構(pubridge)もいよいよ動き始め、実際に電子書籍を作るための環境づくりに入っている方も多いかと思いますので、印刷用DTPデータ→電子書籍で字形が変わってしまう文字についての現時点でのまとめをあらためて掲載しておきたく思います。電子書籍制作環境づくりのお役に立てていただければ幸いです。なお、検証に使用した環境はMac OS 10.7/InDesign CS5です。InDesign以外のアプリケーションでもAdobe1-6グリフ字形を呼び出せるインターフェースを持ったものであれば同様の字形変化が起きるものと思われます。

  • アマゾンの出版破壊から取り残された日本 | 瀧口範子 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    人は今も「自炊」をしていると聞くたびに、気の毒で仕方がない。台所での自炊ではない。プリント版の書籍を自分で1ページずつスキャンしてデジタルファイルにし、自家製「電子書籍」として利用することを業界関係者は自嘲気味に「自炊」と呼んでいる。テクノロジー先進国の日当に起きているとは思えない、実に奇妙なできごとだ。 そしてそれを考えるたびに、アメリカでアマゾンがやっている文字通りの出版業界の破壊というか、破壊的イノベーションを思わずにはいられない。振り返ってみると、アマゾンは今やアメリカの出版産業をすっかり変えてしまっているからだ。 最初は、もちろんインターネットで書籍を販売することだった。書店を含め、これだけでもかなり大きなインパクトがあったが、電子書籍時代になって、間違いなくそれが加速化しているのだ。 たとえば、かなり安い価格で電子書籍を売り出したこと。また、自費出版したい作家たちに、

    アマゾンの出版破壊から取り残された日本 | 瀧口範子 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
  • BLOGOS サービス終了のお知らせ

    平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ ※カテゴリは、「その他のお問い合わせ」を選択して下さい。

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  • 自炊業者の回答、86%が「スキャン事業は行わない」など

    スキャン代行業者(自炊業者)に対し、出版社7社と作家・漫画家・漫画原作者などが連名で質問状を送付した件で、半数程度から回答が得られた。 作家122人と出版社7社が、自炊業者に質問状を出して、83社に届き43社から回答を得た。著作者の許可を得ず、ネット上に公開している事例が多発している中で、今後の活動について質問したもの。 「今後も依頼があればスキャン事業を行う」が2社(4.7%)だったのに対し、「行わない」ほか、「事業終了」「サイトを閉鎖した」と答えた事業者が37社(86.0%)だった。 無回答は11社(25.6%)。出版7社連絡会事務局では、「一定の理解が得られた」と評価している。 関連記事 出版社からスキャン代行業者への質問状を全文公開、潮目は変わるか 「出版社7社、作家・漫画家122人が『自炊業者』に質問状」が話題となっている。ここでは、スキャン代行業者に送付された質問状の内容と、今

    自炊業者の回答、86%が「スキャン事業は行わない」など
  • 日星鑄字行 Ri Xing Type Foundry|活版印刷文化|台北車站

    日星鑄字行創辦於 1969 年,隨著電腦排版技術 1986 年後在台灣日漸普及,平版印刷便取代了活版印刷,至 2000 年左右,台灣活版印刷幾乎全面萎縮。 目前全台僅存的日星鑄字行,保留全世界唯一「正體中文活版印刷」的黑體、楷體、宋體三種字體,仍持續生產飽足鉛重、亮晃晃的小鉛字,以「昔字、惜字、習字」的精神,積極推廣鑄字、活版印刷文化的復興與保存。

    日星鑄字行 Ri Xing Type Foundry|活版印刷文化|台北車站
  • デジクリ連載12 ■自炊代行業者への質問書騒ぎで思ったこと | ポット出版

    電子書籍に前向きになろうと考える出版社[12] 自炊代行業者への質問書騒ぎで思ったこと 沢辺 均 < http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20110913140100.html > ─────────────────────────────────── 講談社、角川書店、集英社、小学館、光文社、新潮社、文藝春秋の大手出版社7社と、東野圭吾氏や浦沢直樹氏など作家・漫画家の122名が自炊代行業者に質問書を送ったそうだ。 質問書の全文はココにあり(ITmedia/eBOOK USER) < http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1109/06/news064.html > この動きは、たぶん裁判の訴えのための準備なんだろう。業界のうわさ話でも、「9月に行動開始がきまった」というのを聞いたことがあった。 さて、

  • 出版社からスキャン代行業者への質問状を全文公開、潮目は変わるか

    「出版社7社、作家・漫画家122人が『自炊業者』に質問状」が話題となっている。ここでは、スキャン代行業者に送付された質問状の内容と、今後の動きについて考える。 出版社7社、作家・漫画家122人が突きつけた質問状 書籍を裁断・スキャンして電子化する行為を表す「自炊」は、Googleなどで検索すると、来の炊事の意味より上位にくるまでになった。実際、さまざまな理由――電子化して部屋を広くしたい、大量の書籍や漫画電子書籍端末で読みたい、など――から、自炊を行うユーザーは増加傾向にあるが、スキャナや裁断機などの購入をためらうユーザー向けに、それらを代行してくれる業者も複数登場し、人気を博している。 そんな中、9月5日にニュースとなった「出版社7社、作家・漫画家122人が『自炊業者』に質問状」は、こうしたスキャン代行業者(自炊業者)に対する出版社・作家からのアクションとして注目を集めている。 著作

    出版社からスキャン代行業者への質問状を全文公開、潮目は変わるか
  • 米オライリーメディア、紙の出版物をオンデマンド印刷へ移行。「もはや既存の出版ビジネスモデルはうまくいかない」

    IT関連の出版社として知られる米オライリーメディアは、出版流通大手の米イングラムと提携し、出版物の流通と在庫を最適化する取り組みとしてオンデマンド印刷へ移行することを明らかにしました(イングラムのプレスリリース)。 イングラムは発表の中で次のように述べています。 The program enables O’Reilly to boldly shift from a traditional inventory and capital intensive business model to an on-demand program that selects the most timely and cost effective method to print and distribute books, このプログラムによって、オライリーは既存の在庫を持つ資先行型のビジネスモデルから、タイムリー

    米オライリーメディア、紙の出版物をオンデマンド印刷へ移行。「もはや既存の出版ビジネスモデルはうまくいかない」
  • 「Kindle電子書籍で100万ドル稼ぐ個人作家」が大手出版社と200万ドル以上で契約、判断に至った経緯をブログで説明 | HON.jp News Blog

    「Kindle電子書籍で100万ドル稼ぐ個人作家」が大手出版社と200万ドル以上で契約、判断に至った経緯をブログで説明 | HON.jp News Blog
  • 出版各社は配達遅延が発生、電子書籍はいまだ活用されず

    3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震から5日。今なお予断を許さない状況ながら、復興作業も進展している。こうした状況下で、出版業界はどのようなアクションが取れるのか。ここではコミック10社会のアクションについてまとめた。 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震から5日が経過し、今なお注意が必要とはいえ、復興作業が進んでいる。 そんな中、正しい「情報」の重要性はここで繰り返す必要はないだろう。しかし、情報を伝達する手段としての電子書籍は、今回はまださほど活用されていないように映る。eBook USERではこれまで、災害医療関連のコンテンツや絵などが電子書籍として無料で提供されてきたことなどをお届けしてきた。しかし、出版業界がこの災害にどんな役割を果たせるのかについては、まだ明確に答えることができない。 文化的事業としての出版事業ができることは何だろうか。この原稿を書いているさなか、アニ

    出版各社は配達遅延が発生、電子書籍はいまだ活用されず
  • 編集2.0:(1)デジタル時代の編集と編集者

    これまで、E-Bookについては「電子」の部分にフォーカスされたことで、「文系」意識の強い編集者は疎外感を味わってきたと思う。しかし、出版において誰のために何を作るのかは、もっぱら編集にかかっており、編集者が気で関わらない限り、電子化で生まれる価値は利便性でしかない。しかし、編集者の仕事とその価値はデジタル時代にこそ飛躍の機会を得る。またデジタル技術によって均衡が壊れた出版の経済性、社会性、文化性を再建しなければ、多くのものが失われる。デジタル時代の編集を再定義・再構築するのは、この歴史的過渡期における編集者の使命であると思う。 「EBook2.0研究講座」セミナーの第2期は、「編集2.0」からスタートする。これはテクノロジーやマーケティングよりは難しいテーマだ。ePUBや価格モデルとは次元が違う。「編集2.0」では編集とデジタルに関わる様々な課題を整理することから始めたいと思うが、まず

  • 日本出版学会 - 国立国会図書館におけ電子納本制度と出版業界 湯浅俊彦 (2010年11月 秋季研究発表会)

    国立国会図書館におけ電子納制度と出版業界 湯浅俊彦 (夙川学院短期大学准教授)(2010年11月 秋季研究発表会) 1.はじめに  国立国会図書館・納制度審議会による2010年6月7日付け答申「オンライン資料の収集に関する制度のあり方について」はオンライン出版物を対象とする新たな電子納制度を策定し,その収集・保存を国立国会図書館に求めるものである. 1948年の国立国会図書館法に基づいて日国内で発行される出版物は納制度により国立国会図書館によって網羅的に収集され,利用可能とした情報のうち,同法第24条第1項に掲げられた図書,逐次刊行物等に相当する情報を収集するための制度の在り方について」の諮問がなされた.  諮問理由として国立国会図書館・収書書誌部長から次のような説明がなされた1).  「今日,インターネット等を通じて出版する事態が急速に進展しております.これらの情報を包括的に収

  • 「電子書籍と出版の未来」「プロレスと電子書籍」喜多野土竜さんのツイートまとめ|ガジェット通信 GetNews

    ●喜多野土竜さんのツイート再まとめ 漫画原作者である喜多野土竜さんが先日ツイッターで電子書籍と出版に関するたいへん興味深い連続投稿をしておられましたので、喜多野土竜さん人にお願いしてツイートをウェブニュースサイト掲載用に再まとめしていただきました。ツイートは大きく「電子書籍と出版の未来」と「プロレスと電子書籍」の二部にわかれております。電子書籍や出版に興味ある方にとってたいへん興味深い話です。 【電子書籍と出版の未来】 出版は不況に強いと言われる。戦前、不況でも羽振りが良く、そういうイメージが出来たらしい。実際、バブルが崩壊して以降も出版社の業績は上がり続け、1995年ごろまで伸び続けた。しかし、以降は右肩下がり。このため、出版社は出版点数を増やす事で穴埋めしようとした。 02:下手な鉄砲も数打ちゃ当たるの時代から、販売部から売れる根拠・確実に売れるコンテンツを求められ、実績のあるベテラ

    「電子書籍と出版の未来」「プロレスと電子書籍」喜多野土竜さんのツイートまとめ|ガジェット通信 GetNews
  • デジクリ連載01 ■電子書籍に前向きになろうと考える出版社 | ポット出版

    編集長の柴田さんからツイッターのダイレクトメールで、連載の話をもらった。 んでもって隔週で連載することになりました。 デジクリサイトにもログがあるんだけど、自分で書いた文章などはできるだけここに「保存」しておきたいので、 掲載しますね。 一応、次号の連載発行されたら、2週間前のものをこの日誌に掲載するってことで、やります。 日刊「デジタルクリエーターズ」 ■電子書籍に前向きになろうと考える出版社[01] 電子書籍をめぐる誤解がイッパイあるんじゃないか?/沢辺 均 2011.01.11火掲載 去年=2010年は「電子書籍元年」ダッタそうだし、たしかにあの話題の盛り上がりからしたら「元年」なのだろう。ところが、僕の目には電子書籍をめぐっては、山のような誤解がとりまいているように見える。 吉井宏さんは「グラフィック薄氷大魔王[244]暮れゆく電子書籍元年? 後編」でこう書かれている。 「紙の

  • 出版不況止まらず 昨年の販売額1兆8748億円 6年連続減 二極化進む - MSN産経ニュース

    書籍・雑誌の平成22年の推定販売額が、6年連続の減少で1兆8748億円となることが25日、出版科学研究所(東京都新宿区)の調べでわかった。その前年に、21年ぶりとなる2兆円台割れとなった出版物販売額だが、落ち込みは止まらなかった。  販売金額の内訳は、書籍が前年比3・3%減の8213億円、雑誌は同3・0%減の1兆535億円で、全体では同3・1%(608億円)減となった。 書籍では岩崎夏海著「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド社)の142万部を筆頭に5点のミリオンセラーが出たが、販売部数も7億223万冊と前年比で2・2%減。出版科学研究所では「突出して売れると、それ以外の二極化が顕著」と分析する。 一方、雑誌は販売金額で13年連続のマイナス。1年間に創刊や復刊された雑誌は過去40年間で最少の110点にとどまり、休刊・廃刊点数は過去2番目の

  • 書籍販売、過去20数年で最低、雑誌も低迷 : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    2010年の出版物の推定販売額(電子書籍を除く)は1兆8748億円で、21年ぶりに2兆円台を割り込んだ09年をさらに下回ったことが25日、出版科学研究所の調べで分かった。 昨年は「電子書籍元年」と騒がれたが、紙のは深刻な不況が続いている。 紙の書籍と雑誌を合わせた販売額は前年比608億円、3・1%減。書籍は岩崎夏海著「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」、村上春樹著「1Q84 BOOK3」などがヒットしたものの、販売額は同3・3%減の8213億円。 雑誌の販売額も同3・0%減の1兆535億円だった。雑誌の休刊は216点と過去2番目に多く、創刊は110点にとどまった。

  • SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト

    サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ