Image credit: ESA ロシア連邦宇宙局は12月7日、先月9日に打ち上げられ、エンジンの噴射に失敗し、コントロールを失った火星探査ミッション「フォボス・グルント(Phobos-Grunt)=フォボス・ソイル」との交信をほぼ断念したようだ。 ロシア側からの要請を受け、これまで欧州宇宙機関(ESA)はオーストラリアやカナリア諸島の制御局を使って、「フォボス・グルント」との交信を続けてきたが、信号を数回受信できたものの、通信確保には至らず、交信できる可能性が低くなったことから、12月3日に交信を断念した。 インタファクス通信によると、ロシア側からの再要請を受け、ESAは12月5日から「フォボス・グルント」との最後の交信が実施されているが、これまで全て失敗に終わっているという。この最後の交信は12月9日まで続けられる予定となっている。 「フォボス・グルント」を乗せたゼニット・ロケットは
追記:記事末に入門記事へのリンク集を置いてあります。 ← まずは当事者のCERNによるセミナーの告知: CERN PUBLIC SEMINAR (13 December 2011) そっけない告知ですね。論文との絡みもあるんで、こうなるんだろうけど。 (プレスリリース:Update on the search for the Higgs boson by the ATLAS and CMS experiments at CERNはもうちょっと親切) 本当に見つかったかどうかは13日待ちということで。 (最近、科学系では発表聞いて「え?」って思うこともあるんで、半分期待しつつ…) CERNによるtweet。ATLASチームとCMSチームが相互の検索結果を付き合わせてるよ、というもの。2週間ほど前。 ATLAS and CMS combine their Higgs search analys
物質を構成する素粒子に質量を与えたとされる未知の粒子「ヒッグス粒子」を見つけた可能性が高まり、ジュネーブ郊外にある欧州合同原子核研究機関(CERN)は13日、緊急の記者会見を開く。 「神の粒子」とも呼ばれるヒッグス粒子は、現代物理学の基礎である標準理論を説明する粒子の一つで、世界の物理学者が40年以上探索を続けてきた。存在が確認されれば世紀の大発見となる。 発表するのは、日本の研究者も数多く参加するCERNの「ATLAS」実験チームと、欧米中心の「CMS」実験チーム。いずれもCERNの「大型ハドロン衝突型加速器(LHC)」という実験装置を使って、陽子と陽子を高速で衝突させ、そこから出てくる粒子をそれぞれ分析した。 その結果、今年10月末までの両方の実験データの中に、ヒッグス粒子の存在を示すとみられるデータがあることが分かった。8月までのデータでは、存在する確率が95%以下しかなく、データの
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