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2023年1月2日のブックマーク (2件)

  • 2022年のおもしろかった本などを振り返る - 基本読書

    ぼんやりしてたら2022年が終わってしまったが、振り返らないよりはマシだと信じて今からおもしろかったなど振り返ろう。今年もアニメ、小説、ノンフィクション、ゲーム……あらゆる媒体でおもしろい作品がいっぱいあった。そのすべてを取り上げることは不可能だけれど、この記事で思うがままに触れていきたい。 小説など(主にSF) プロトコル・オブ・ヒューマニティ 作者:長谷 敏司早川書房Amazon読んだ小説の大半はSFなのでSFの話をするが、最初に触れておきたいのは、最先端テクノロジーとその倫理・社会的課題を描き出してきた長谷敏司が、人工知能✗ダンスをテーマに描き出した長篇『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』だ。事故によって右足を切断することになったプロのダンサーが、AI搭載の義足を使い、AIと人間の新しい”共生のかたち”を模索していく。著者自身の介護体験も織り込まれた、最先端の壮絶な物語。今年の小説

    2022年のおもしろかった本などを振り返る - 基本読書
  • 「量子力学」が解き明かす「この世界の本当の姿」がヤバすぎた…! SFよりスゴイ「不思議な現実」(和田 純夫)

    量子力学の不思議[1]原子はなぜつぶれないのか 「中心に原子核があり、その周囲に電子が動いている」という原子像が明らかになったのは、1910年頃の話である。しかし、その当時知られていた物理法則(とくに電磁気学)にもとづいて考えてみると、電子が原子核のまわりを動いているということ自体が、きわめて不思議であり、不自然な現象だった。 何か重いものが中心にあり、その周囲を軽いものが動いているという描像からすぐに思い浮かぶのは、太陽と惑星の関係である。太陽系では、太陽を中心とし、その周囲をいくつかの惑星がまわっている。ではこれと同様に、電子も原子核の周囲をまわっているのだろうか? しかしその当時知られていた物理法則を信じるかぎり、そんなことは不可能であることがわかっていた。その理由を簡単にいうと、電子は動くと「電磁波」というものを放出し、勢いを失って原子核に落ちこんでしまうと考えられるからである。

    「量子力学」が解き明かす「この世界の本当の姿」がヤバすぎた…! SFよりスゴイ「不思議な現実」(和田 純夫)