吉田真吾(@yoshidashingo)です。 めまぐるしく進化するソフトウェア開発の分野において、多くの組織にとって適切な技術選定は難易度の高いプロセスです。企業で利用する多くの技術領域(開発手法、フレームワーク、プログラム言語、ツールやライブラリ、プラットフォーム)それぞれについてロングリストを作成し、自分の組織にあった評価軸や仮説に基づいてショートリストにし、実際にPoC計画を立てて小さいデモプログラム・環境を作成して評価をするといった活動が必要です。さらに、今日採用した技術は半年後1年後にまた再評価が必要になるかもしれない。 こういうプロセスを漏れなく回すためには、成熟化した技術組織を継続維持できている必要があります。十分に組織化されていないスタートアップや、十分な技術投資ができない中小企業や、組織横断的なExcellenceが徹底されていない大企業それぞれにおいてはなかなか実践が
発表・掲載日:2020/06/02 移動体データ形式「MF-JSON形式」が地理空間情報の国際標準として採択 -移動体データの流通を円滑化し、混雑緩和や災害時の効率的な避難誘導に貢献- ポイント 3次元形状の物体の移動データを簡潔に記述するMF-JSON形式を開発 地理空間情報の標準化団体OGCが移動体データ形式の国際標準として採択 人や自動車など様々な移動体の動的な空間情報を一体的に記録し、移動データの流通促進に貢献 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 石村 和彦】(以下「産総研」という)人工知能研究センター【研究センター長 辻井 潤一】と株式会社 日立製作所【執行役社長兼CEO東原 敏昭】(以下「日立」という)は、人や自動車などの移動体(Moving Features)の位置情報の時間変化を表すOGC Moving Features Encodingを拡張した新たな移動体デー
前編からの続き この努力は僕が Google に来る為に Amazonを離れた2005年半ばも続いていた。でももっとずっと進化していたよ。 Bezos が命令を出してから僕が離れるまでの間に、 Amazon は全てにおいてまず最初にサービスを考える企業へと文化的に変化していった。外部の日の目を決して見ることの無いような、スタッフへの内部的なデザインも含めて、今ではそれがデザインというもの全てに対しての基本的なアプローチになっている。 その時点では、彼らはもはや解雇の恐怖からそうしているわけではなかった。つまり、もちろんビビってはいたけれど、ドレッドヘアの海賊 Bezos 様にご奉仕するのは日常生活の一部だからね。そうじゃなく、彼らはそれが正しいことだと理解したから、サービスを提供しているんだ。確かに SOA のアプローチには長所も短所もあるし、短所を書き出してみたら切りが無い。でも全体とし
2018年11月21日、LINE株式会社が主催するエンジニア向け技術カンファレンス「LINE DEVELOPER DAY 2018」が開催されました。4度目の開催となる今回のテーマは「Next LINE」。メッセージアプリだけでなく、さまざまなサービスの開発や新たな技術領域への投資を行っているLINEが目指すビジョンと各分野での取り組みについて、エンジニアたちが技術的側面から紹介します。セッション「Full HD LINE free call 」に登壇したのはLINE PlusのVoIPプラットフォームエンジニア、Jungnam Gwock氏。LINEの特徴でもある無料通話機能の技術的工夫と開発の裏側を解説します。講演資料はこちら LINEの無料通話を支える技術的背景 Jungnam Gwock氏(以下、Gwock):みなさん、こんにちは。Jungnam Gwockと申します。本日は、LI
OSI参照モデルとTCP/IPモデル なぜいまでもOSI参照モデルによる説明が多いか QUICは、TCP/IPモデルのトランスポートとはいえるが、OSI参照モデルのレイヤ4とはいいにくい HTTP/QUICモデル QUICをどう解説するか OSI参照モデルとTCP/IPモデル かつてぼくたちは、7つのレイヤに分かれたOSI参照モデルという姿でコンピュータネットワークを学び、その7層のモデルにそって各種のプロトコルを理解しようとしていました。 だから、「SONET/SDH上のATM回線でIPパケットをやり取りする」という構想をきけば、「つまり、SONET/SDHがレイヤ1で、ATMがレイヤ2で、IPがレイヤ3なのだな」という枠組みを頭に描いていました。 と同時に、OSIのレイヤとはいったい……、というアンビバレントな想いにさいなまれることもよくありました。 「SONET/SDHがレイヤ1って
Nintendo Switch 2: Everything we know about the coming release
日の丸交通とZMPは7月18日、自動運転車両を用いたタクシーサービスの公道営業実証実験を8月27日に開始すると発表した。車両の発着地として、三菱地所と森ビルが運営する施設を提供する。自動運転車両を用いたタクシーが公道で営業走行を行うことは世界初の取り組みだという。 同実験は、ZMPが開発した自動運転車両と予約システムを用いて、日の丸交通が公道におけるタクシーサービスを実施するもの。実験の区間は大手町フィナンシャルシティ グランキューブ(東京都千代田区)と六本木ヒルズ(東京都港区)を結ぶ約5.3kmを予定している。 使用する自動運転車両「RoboCar MiniVan」のイメージ 走行予定エリア 実験期間は2018年8月27日~9月8日で、利用者(実験参加者)は専用サイトで公募を行う。料金は片道1500円(税込み)の予定。 同実証実験は、自動運転技術の実用化を一層加速するために東京都が今年度
はじめに 「異常検知したい」と考えている人は多いと思います。もはや囲碁ですら機械が人間を上回る時代となったので、システムの故障を発見したりクレジットカード詐欺を見つけたりという異常検知システムも、データサイエンスを使えば人間以上に優秀なものを作れるのではないか?と考えるのも自然でしょう。 一方で、実際に異常検知システムの開発に乗り出してみたものの、意外と上手く完成まで辿りつけなかったり、せっかく作ったけれども結局誤検知だらけでお蔵入りしたり、というケースもあるのではないかと思います。この記事では実際に異常検知システムをゼロから開発してみた経験からいくつかの点について書いてみたいと思います。 この記事にはアルゴリズム的な、技術的な知見は含まれていません。「もし居酒屋で異常検知をネタに呑むとしたら、このへんで盛り上がるかな」的な記事として書いてみましたので、お時間あるときに気軽に読んでいただけ
アーサー・D・リトル(ジャパン) パートナー、立川浩幹=アーサー・D・リトル(ジャパン) コンサルタント 自動車産業を取り巻く環境が大きく変化している。為替は円高から円安基調に戻りつつあるが、「Brexit」(英国のEUからの離脱)に端を発するEUの動揺や、トランプ政権の登場による米通商政策のリスクなどが悩ましい問題として浮上している。だが、それ以上に注目を集めているのが、「自動運転」や「カーシェアリング」「ライドシェア」などの「モビリティーサービス」が自動車産業に与えるインパクトであろう。 本連載では、この点に絞ってマクロで見た各国の社会構造や産業構造と、ミクロで見た各プレーヤーの事業構造や技術開発動向などを多面的に考察し、地域ごとの普及シナリオがどのようなものになるかを考察したい。できる限り客観的に市場環境とそのドライバー、制約条件を多面的に分析した上で、現実的な落としどころを考えてい
ちょっとAIに関する話題が続いたので、今回は趣向を変えてハードに近い話から始めよう。 数年前から、半導体技術の進化を支えてきた「ムーアの法則」が終わるのではないか、という議論が目に付くようになってきた。ムーアの法則は、米インテル創業者のゴードン・ムーア氏が提唱した経験則に基づく知見であり、元来自然法則ではない。したがっていつ終了してもおかしくない。それが、ここにきてさらに言われるようになってきた。 大本となるムーア氏の論文は、1965年に米Electronics誌に掲載された“Cramming more components onto integrated circuits”である。その趣旨は「今後10年間(つまり1975年だ)は集積回路の複雑度は約2年で倍増し続け、6万5000の部品(原文ではcomponentとなっているが、実質的にはトランジスター数)を搭載できるようになる」というもの
安藤日記 安藤日記:デジタルガジェット好き「安藤幸央」の日々のメモ ( yukio.andoh@gmail.com ) [ http://twitter.com/yukio_andoh ] Design Sprint Newsletter https://designsprint.substack.com/ IoT(モノのインターネット)が話題になるけど、じゃあ今すぐできることは何? といった時に、IFTTT のレシピがとても参考になるので紹介します。 IFTTT は "IF This Then That" という発想で、何かをトリガーにし、 Webサービス同士をつなげて使えるようにするサービスです。 □ Android Wear 腕時計のボタンを押したら Philips HUE の電灯を消す(消すだけ) □ リモート電灯スイッチ Wemo Light Switch を ON/OFF した
JAX 2015 Award Industry Awards! Netflix is honored to receive the Jury's choice award for Innovation at JAX 2015 conference. We would like to thank all of those who contribute to the Netflix open source community including our Netflix developers, all external contributors, and our active user base. Netflix Open Source won the JAX Special Jury Award. Jury member Neal Ford was quoted as saying "that
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