刑務所内で受刑者に販売されている日用品が高額すぎるとして、大阪弁護士会は29日、大阪刑務所(堺市)に改善を勧告した。ティッシュペーパーは一般的な市販品の約4.5倍、歯ブラシは約1.7倍など「高級品」が多く、購入できない受刑者がいるという。 弁護士会と刑務所によると、受刑者は支給される日用品に加え自費でも指定業者から購入できる。以前は財団法人が販売していたが、2011年末ごろ東京の会社…
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である」。このダーウィンの名言を、若いビジネスパーソンへのメッセージとして援用する経営者は多い。 感じ方は人それぞれだと思うが、個人的にはサイエンスの理論を曲解し、都合よくビジネスに利用しようとする姿勢に違和感を覚えてしまう。 人間が自らの意志だけによって、自分たちの思う方向へ人体を進化させてきたというなら話は別だ。しかし自然淘汰における突然変異という概念や、適切な時期に適切な場所にいたことによる幸運という要素が、そこからはすっぽりと抜け落ちている。 本書の著者は、このような現象を「経営文学」と名付け、痛烈に批判する。経営学とは本来は社会科学の領域に属するはずのものだ。しかし、欧米などから輸入された経営論のスローガンが情念的な言葉の衣をまとい、意訳・誤訳されたまま流布するというケー
日本経済 2019年3月27日 【藤井聡】「統計のウソ」に騙されるな ~「維新政治10年で大阪は良くなった」説の検証結果報告 ~ 藤井聡 大阪都構想経済指標 From 藤井聡(京都大学大学院教授) 「統計のウソ」に騙されるな ~「維新政治10年で大阪は良くなった」説の検証結果報告 ~ ネットを見ていますと、 こんなツイッターがありました。 「大阪W選。 ここ10年間で実績を作り さらによくしようとする人と 10年より前に戻そうとする人のどちらを選ぶか。 ここ10年間の大阪のパフォーマンスの良さと 10年前の既得権のおいしさの比較ともいえる」 https://twitter.com/YoichiTakahashi/status/1109955124032462848 景気動向指数の推移(この図は藤井が改めて作成) このグラフは、景気動向指数CIという、 いたって一般的な指標です。 これをご覧
外国人の技能実習制度の運用実態を検証してきた法務省のプロジェクトチーム(PT)は29日、2012~17年の6年間に技能実習生171人が亡くなっていたなどとする調査結果を発表した。また17年1月~18年9月の間に、失踪して「不法残留」などで摘発された実習生5218人のうち、約15%の759人が最低賃金割れや不当な残業など不正な扱いを受けていた疑いがあるという。 不正な扱い例の9割超で、法務省は失踪把握後も受け入れ先への調査を行っていなかった。また死者171人のうち、43人については事務処理などのミスで今回の実態調査まで把握できていなかった。技能実習制度の運用のずさんさの一端が浮き彫りになった。 法務省のまとめでは、昨年12月末時点で技能実習生は32万8360人いる。 PTは、昨年の改正出入国管…
過去に失踪した外国人技能実習生5000人余りから聞き取った内容などを法務省が確認したところ、新たに700人余りが労働関係の法令に違反して働かされていた疑いのあることがわかりました。 法務省は、このうちの38人は労働関係の法令に違反して働かされていたことをすでに把握していましたが、今回、新たに、721人についても同様の疑いのあることがわかりました。 具体的には、賃金の不払いや、決められた上限を超えて残業をさせられるなどのケースがあったということで、法務省は、労働基準監督署などに通報したということです。 また、今回、平成24年から6年間に死亡した技能実習生についても確認した結果、これまで把握していた数より43人多い、171人となり、漏れがあったことがわかりました。 法務省は、今後、失踪した技能実習生から聞き取る項目の見直しなどを検討することにしています。
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