定員6の東京選挙区で初当選した自民党の新人の生稲晃子さん(54)。1980年代のアイドルグループ「おニャン子クラブ」の元メンバーです。その後、俳優やリポーターなどとして活動し、乳がんを患った経験からがん対策の推進に向けた国のアドバイザリーボードのメンバーを務めました。 開票速報で当選確実が伝えられると「いま夢を見ているようで、なんか頭の中がいまからっぽになっています」と述べました。 生稲さんは俳優として活動するなか乳がんを患い、治療しながら働く大変さを実感したといいます。選挙期間中、治療と仕事が両立できる体制づくりを訴えていました。 (生稲さん) 「自分が乳がんを経験したので、女性のみなさんを女性特有のがんから守っていきたい。そして病気を抱えながらも一生懸命働いている人たちを守るとともに支えていきたい。笑顔で幸せに暮らせる社会を、生きがいを持って働ける日本をつくっていきたい」