参議院選挙で議席を減らした共産党の志位委員長は「責任を痛感している」としたうえで、党勢の回復に全力を尽くす考えを強調しました。 共産党の志位委員長は記者会見し、参議院選挙で改選前の6議席を下回る4議席の獲得にとどまったことについて「比例代表で議席と得票を減らした責任を痛感している」と述べました。 一方で「強い党をつくって次の選挙で勝ち、より中長期を展望して日本の政治をよくしていくことで責任を果たしたい。世代的継承も成功させたい」と述べ、党勢の回復に全力を尽くす考えを強調しました。 また、立憲民主党の泉代表が、今後の国政選挙でも、野党内で候補者一本化の調整を進めていく考えを示したことについて、志位氏は「野党第一党として、共闘の関係を作るうえでのイニシアチブをぜひ発揮してほしい」と述べました。