ざっくり言うと 自民党・西田昌司が財務省に「なぜ5日の時点で政府にも国会にも与党にも報告しなかった! 報告を受けていれば国会対応を変えて、異常事態を防げたんだ!」と激怒その後、官邸は5日の時点で報告を受けていたことが判明する。しかし、国交省や財務省に、与党や国会に報告するよう命じることもしなければ、国会対応を変えることもせず、異常事態を招いてしまった。思わぬ形で安倍晋三その人を撃ってしまった西田昌司は、この問題に「佐川事件」と名前を付け、すべてを佐川のせいにしようとする印象操作にシフトするという、自民党らしい打開策を講じる。 14文書、300以上の書き換えが発覚した財務省の公文書改竄問題。日本憲政史上類を見ない異常事態と言っても過言ではないでしょう。 さて、3月2日に朝日新聞がこの問題を報じたわけですが、これまではこの手の文書について「怪文書じゃないですか」などという態度をとってきて、国会