グアム島にあるアメリカ空軍アンダーセン基地(AFB)の象徴的存在だったアークライト記念公園のB-52Dが、長期間風雨にさらされ腐食や劣化が進んだため、2014年3月から4月にかけて撤去されることになりました。 アークライト記念公園のB-52Dは、1974年2月12日にベトナムによるアメリカ人捕虜開放1周年を記念してテールナンバー「55-0100」オールド100が設置されました。オールド100は東南アジアで5,000時間以上戦闘飛行し、その後9年間に渡ってアンダーセンAFBに展示されました。 1983年には老朽化したため現在の機体に置き換えられ、30年間以上展示され続けました。撤去後は、B-52D実物大シルエットのモニュメントが作られ、記念碑とB-52Hの尾翼が設置されます。 ベトナム戦争中アークライト作戦として、アンダーセンAFBからB-52がベトナムを爆撃するために出撃しました。