宇宙誕生時の重力波を初観測、宇宙の急膨張を裏付ける大発見

BICEP2望遠鏡（左）が設置されている南極の「ダーク・セクター・ラボラトリー（Dark Sector Laboratory、DSL）」（撮影日不明）。(c)AFP/STEFFEN RICHTER/HANDOUT 【3月18日 AFP】宇宙の起源とされる大爆発「ビッグバン（Big Bang）」の直後に宇宙に広がった重力波を初めて検出したと、米研究チームが17日、発表した。宇宙誕生に関する理解を深める画期的な発見だ。 この重力波は、140億年前に宇宙が急膨張した際に生まれたものとされ、物理学者アルバート・アインシュタイン（Albert Einstein）が100年近く前に発表した一般相対性理論で存在を予言していたが、実際に観測されたことはなかった。 宇宙は誕生から一瞬のうちに急激に膨張したとする「インフレーション理論」を裏付ける初の直接的証拠とされる今回の発見は、米ハーバード・スミソニアン天

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『米航空宇宙局（NASA）はこの発見について、「宇宙の急膨張を裏付けるだけでなく、空間と時間を切り離す奇妙な力に関する最初の手がかりを、理論家らに提供するものだ」との見解を示した』←宇宙ヤバい（違）