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水産庁は激減している、ウナギの稚魚、シラスウナギの資源回復に向けた対策会議を開き、漁業関係者に対して国内での漁獲の抑制とともに、中国や韓国などとも国際的に連携して有効な規制を検討していく方針を説明しました。 26日の会議には漁業関係者らおよそ100人が出席し、この中で水産庁は、国内で一定の大きさを超えた親のウナギの漁獲を禁止するといった対策を促していく方針を示しました。 さらに、シラスウナギは海外からの輸入も多いことから、中国、韓国など5つの国と地域の水産当局とも国際的に連携して有効な規制作りを検討していくことを説明しました。 これに対し出席者からは「今の漁獲抑制策では不十分だ」として、国内での規制の強化を求める意見が出されたほか、「中国などによる漁獲を減らさない限り、資源は回復しない」として国際的な規制も一段と強化するよう求める意見も出ていました。 シラスウナギを巡って、水産庁は去年6月
Vol.8, No.4 神奈川県立生命の星・地球博物館 Dec., 2002 謎の菌類の「謎」を解明! ―箱根から再発見された謎の菌類、エニグマトミケス― 出川洋介(学芸員) 今、私は北欧ノルウェーの首都オスロに来ています。この街の大学で4年に一度の菌類の国際会議が催され、世界各国 から2千人以上もの菌類学者が集まって、一週間にわたり菌類学研究の最新の成 果発表が続けられています。私も自分の研究成果を携えて8月上旬より、このフィヨルドの奥に位置する美しい港町にやってきました。 話は1999年の夏に遡ります。箱根の神山で植物観察会があった折、私はある菌類を探す目的で土壌を持ち帰り、カップに入れてしばらく培養しました。このカップの中には土壌やリターのほか、藻類とともに小さな土壌動物も多数混入していましたが、互いにバランスを保って安定して生活しているようでした。培養を始めてから一ヶ月ほどたっ
珍奇な"形態","生態","宿主"や"発見の経緯"等を有する菌類の日本一を決定する「第1回日本珍菌賞」(企画:菌学若手の会)において、トビムシ類の精包(精子の詰まった構造体)に寄生する菌エニグマトマイセス (Aenigmatomyces ampullisporus) が第1位に選ばれ、元当館学芸員である出川洋介博士(筑波大学)が表彰されました。授賞式は2013年6月9日に東京農業大学で開催された、第57回日本菌学会大会の懇親会の場を借りて行われました。受賞者の出川氏によるこの菌に関する記事が、『自然科学のとびら』Vol.8, No.4に詳しく掲載されています。なお、この記事中の研究で用いられた標本は神奈川県内で採集されたものです。
エニグマトマイセス(1位)の顕微鏡写真=出川洋介さん撮影木の幹に発生したヤブニッケイもち病(2位)=細将貴さん撮影タケリタケ(3位)=細将貴さん撮影アリの首にまきつくように生じたコブガタアリタケ(4位)=日本冬虫夏草の会提供センボンキツネノサカズキ(5位)=丸山賢治さん撮影「日本珍菌賞」を企画した白水貴さん=つくば市の国立科学博物館 【仲村和代】「地味」「気持ち悪い」などと敬遠されがちな菌類に注目してもらおうと、若手研究者らが「日本珍菌賞」を創設した。一般人の理解を得るのが目的のはずだが、上位に並んだ顔ぶれを見ると、やっぱり……。 「林の中でこのキノコと出あった時は神々しさに見とれた」「線虫に寄生する菌は数あれど、これほどユニークな感染の仕方は見たことがない」 簡易投稿ブログ「ツイッター」で交わされた選考過程のやりとりだ。研究者たちに小学生まで交じり、自分の「一押し」を書き込んでいた
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