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ブックマーク / ameblo.jp/vin (8)

  • 『農薬のお話、かあちゃんのために その1 はじめに』

    去る7月21日、横浜で、ネット上のお友達であるぶたやまさんhttp://butayama3.hatenablog.com/に招いていただき、横浜で農薬についてのお話をしてきました。 内容は普通の消費者向けにということで、農薬の定義みたいな基の話から残留農薬規制についてと、かなり堅い話をしたのですが、ぶたやまさんのブログに写真が上がっているように大量のべ物に囲まれて、しかも和室で座り込んでというたいへんだらっとした(良い意味)雰囲気で行われたため、全体的にはそれほど硬くならずに楽しく話ができました。 もっとも楽しくできたとはいえ、自分は決してしゃべるのが職ではなく、しかもけっこうテンパりやすく(おしゃべりがどんどん加速していき果てには猛スピードでしゃべるようになるのですぐわかる)、それなのに原稿も用意しないので、内容が上手に伝えられたのかは自分なりに疑問があります。 まあ集まった方々が

    usausa1975
    usausa1975 2013/08/05
    あーもうこれワクチンはじめ医薬品批判にも超あてはまる。幻想の巨大な敵を攻撃しても現実はなにも良くならない。
  • 『「奇跡のりんご」はなぜ無農薬栽培なのか』

    有名な木村秋則の「奇跡のりんご」をモチーフにした映画が公開されたそうで、それに関係するお話を最近よく見ます。 ところで木村農法はよく無農薬無肥料と言われていますが、なぜそれが可能なのかというと、それは彼が農薬等のことを全く知らないからであり、事実として奇跡のりんごは無農薬栽培でも無肥料栽培でもありません。 というのは人が著書や講演などでも言っている通り、普通に言われる農薬は使っていなくても酢やワサビを使っているらしいので農取法の定義上無農薬ではなく、肥料については菌根菌との共生が肝らしいですが必要に応じて緑肥も使っているらしいので無肥料でもないからです。 緑肥を使っているのに無肥料というのは正直言って全く意味がわかりませんが、無農薬の方に関してはよくある勘違いではあります。農家でも、登録農薬のみを指して農薬であると思っている人は多いです。ただしそういう認識の人が「無農薬栽培」を行うのはい

    usausa1975
    usausa1975 2013/06/11
    普通の農家の普通の農業、もっと評価されて欲しいですね!
  • 『とんちんかんな木酢液』

    木酢液とは、木材を乾留した際に生じる乾留液の上澄分のこと(wikipedia)です。炭焼きを行うと副生成物として得られるものですが、世の中にはこれを農業に応用している人がいます。用途は殺虫剤などとしてですが、林業が今よりも盛んで炭焼きをしていた人がもっと多かった時代なら知らず、現在でも木酢液をわざわざ購入して使用する人がいるのは、どうにも違和感を禁じえません。 農薬取締法としてはどうなのという観点からは、現在は登録農薬としての木酢液は存在しないので、普通に考えれば殺虫剤として使用することはできません。ただし以前にも紹介したことがありますが、木酢液は特定防除資材として検討中で、そのために経過措置として自己責任で農薬的な使用を行うことは認められています。ただし農薬としての目的で販売したり、他人に勧めることは禁止されています。 木酢液の特定防除資材登録への働きかけは関係団体によって行われており、

    usausa1975
    usausa1975 2013/03/21
    「木酢液の最大のメリットは安全性や有効性などではなく「無農薬農法に使えるから」という1点」
  • 『ネオニコ系農薬と、ミツバチ問題と反対運動』

    私は、農薬に関する記事を読む際に最も重要なのは、その農薬が「どの農薬」なのか把握することだと思っています。 新聞記事やテレビニュースにはありがちですが、「農薬」や「○○系農薬」とだけ書いて、個別には一体どの農薬のことなのかさっぱりわからないものがよくあります。 そういう記事の問題は、問題の前提の把握が非常に難しくなることにあり、そのため対処が余計に難しくなることにもあります。単純に言えば、問題の種類が「農薬のせい」なのか「その農薬のせい」なのかがわからないためです。この違いは特に農薬反対運動をするならば極めて重要なはずですが、不思議なことに自分が知る限りほとんどの反農薬活動家はこの違いを無視してすべての農薬を忌み嫌い、結果として運動が実を結ぶことはほとんどありません。 それを踏まえて、読んでみたい話があります。今朝の地元紙にネオニコチノイド系農薬がミツバチの帰巣能に影響を与えていることを

    usausa1975
    usausa1975 2013/03/21
    「危険は全体にあるのか部分にあるのか、農薬が絡むとそれが全く見えなくなる人は多いように感じます。」
  • 『私は農業の6次産業化が嫌いです。』

    最初にタイトルを補足しておきますが私は農業の6次産業化的なことを、意欲のある個々の農家や農業法人が取り組むのは別に嫌いでもなんでもありません。国の政策としてこういうのを進めるのは理解しがたいと思うだけです。 先日も紹介した松永和紀さんのコラムに農業の6次産業化について取り上げたものが載りました。 無責任な「6次産業化」が、心配 http://www.foocom.net/column/editor/8622/ 6次産業化への懸念に、多くの反響をいただきました http://www.foocom.net/column/editor/8663/ 大雑把に言うと、昨今の品加工にまつわる様々な規制について認識が甘い農家が心配だというような記事です。 農産物を加工するのだったら、必ず知っておかなければいけない話だと思うが、これも厚労省マター。生産者や民間直売所だけでなく、普及指導員、JA職員の方々

  • 『美味しんぼで福島県を扱った新シリーズが開始!らしいが・・・』

    先日、FOOCOM.NETの松永和紀さんの記事を読みました。 米の放射性セシウム数値が示す農家の努力、科学者の献身 12年産の米は同年12月末までに1003万袋が検査され、100Bq/kgという基準値を超過したのは71袋、0.0007%。25Bq/kg未満は、1001万袋、99.8%である。 現地調査なども行われ、比較的高い濃度の放射性セシウムが検出される事例は、多くの原因が重なり複合的に作用した結果である、というのがこの資料の結論である。一つ一つの要因に対策を講じることで、低減を進めることができる。 2011年産の玄米の検査や土壌検査、実験などを基に仮説が立てられ対策が検討され、12年には現場でも取り組みが行われ、全量全袋検査で確認され、同時並行で緻密に設計された実験が行われて、こうした要因が明確になってきた。 県内の作付け制限対象であったり、自粛されている区域での試験栽培も行われており

    usausa1975
    usausa1975 2013/01/31
    「普通の農家」をdisってセレブ有機農業を持ち上げる風潮はイヤ!
  • 『福島県産農産物の、ネガティブキャンペーンの行き先』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 このブログでは、何度か米の検査について紹介していますが(お米の検査 、お米の検査その2 、米の標準抽出方法について など)、そういえばそもそもなぜ検査をするかは書いてなかったような気がします。 なぜ検査をするかと言うと直接には、検査を受けないとその農産物について産地や品種、生産者、年産などの情報を表示してはいけないからです。全ての農産物が検査を受けなければならないと言う義務はありませんが、受けなければ「石川県で私がつくった、平成23年産米」が、単なる国産米として、どこで誰がいつ作ったかもわからないものとして出荷しなくてはならなくなるのです。 スーパーなどの小売の現場では生産者の顔写真がついた商品もあったり、そういった商品情報を表示するのは

  • 『一空袋の件から見る専門家の常識と非常識』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 古い話ですが、福島のホームセンターで他県産の使用済み米袋が売られてる!これは産地擬装用だ!という話題がtwitterに上ったことがありました。 産地偽装のために、福島県で他県産の米袋が売られている? - Togetter http://togetter.com/li/184915 元ネタは週刊ダイヤモンドの記事で、福島のホームセンターでそういったものが販売されているという記事と写真が載ったそうです。そこでは「もしこれが産地偽装に使われたら大変だ」というようなことは書かれていたそうですが、産地偽装だ!と大声で告発するようなニュアンスではなかったようです。 一空袋(いちあきぶくろ)という名称や、以前から雑袋として安価で販売されていた、というこ

    『一空袋の件から見る専門家の常識と非常識』
    usausa1975
    usausa1975 2012/01/19
    素人の思いつきで作られたデマを専門家が無視しがちなのも「こんな話誰が信じるんだよ」と思ってしまうからというのがあるんだろうな。それで、予想外に信じられて広まるという。
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