☆星見の塔へ 真夜中、 テントから一人外に出たとたんにクラクラした。 でも見ないようにして、やろうと思ったことをまずやるという一念で星見の塔へとほのかな明かりの街路灯を頼りにむかった。塔はがらんとした中に幅の広い階段がある。まとめて何人もの人が階段を上り下りできる広さがある。ぐるりぐるりと巡って、屋上に出る。2~3人もう来ている人がいた。後からも一人、二人と入れ替わってやってくる。 しかし、いつもにぎやかな欧米系の人も声がでない。自分も声が出ない。真っ暗だから互いの顔もわからない。人がいることが、動く気配とその人影の部分に星が見えないことだけで察知できる。 「Oh!、満天の星よ!」天に向かって、心の中で叫んだ! 「私は満天という意味をわかったつもりでわかっていませんでした。」 満天というのは空いっぱいの星・・・でもそれは日本なり、どこの国でも地上に光がある状態で見たイメージ、空は上にあり、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く