昨日のエントリーでロンゴスをあげたので、「ダフニスとクロエー」を取り上げます。BGMはもちろん、ラヴェルのバレエ音楽で。マルティノン指揮のが気持ちよい。 ジャン・マルティノン指揮 www.youtube.com アンドレ・クリュイタンス指揮 www.youtube.com バレエ上演映像 www.youtube.com 2世紀ローマでギリシャ語でかかれた大衆文学のひとつ。主要な読み手は、都市市民の有閑マダムで、恋愛物が好まれた。このあたりの事情は、ドイツ民衆本でもゴシックロマンスの隆盛においてもかわりはない。 ギリシャ西方のレスボス島。その首都ミュティレーネーからほど近くにある山間の村を舞台にする。あるとき村の置いた農民が豪華な飾り物と一緒に捨てられた子供を見つける。その子は山羊に育てられていた。その2年後に、同じ状態で羊に養われている女の子を見つける。別の家で育てられていたが、幼馴染の二
![ロンゴス「ダフニスとクロエ」(岩波文庫) 2世紀ローマでギリシャ語でかかれた大衆文学。都市市民の有閑マダムが好んだ田園の恋愛もの。 - odd_hatchの読書ノート](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2f61872f4f80683d683e71cd319ec91162b68b26/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages-fe.ssl-images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51H%252BvukEGWL._SL160_.jpg)