パナソニックが被災地に送っている三洋電機製のソーラーランタン=三洋提供パナソニックが売り出す70時間使えるLEDランタン=同社提供 東日本大震災で電力供給がままならない被災地に明かりを届けようと、企業が太陽光を動力にした照明器具を次々に送っている。 三井物産は震災後、太陽電池で起こした電気を充電池にため、LED照明を光らせる「ソーラーランタン」4千セットを三洋電機から購入。約1千人の遺体が発見された宮城県南三陸町に送った。19日に現地に届き、避難所になっている小学校や公民館など6カ所に配られたという。 三洋はパナソニックグループの支援の一部として、ソーラーランタン4千セットを順次被災地に送っている。うち2600セットは、照明のほかに携帯電話の充電器の電源としても使えるタイプという。 カネカも照明や充電器の電源に使ってほしいとして、太陽電池に充電池とACコンセントを組み合わせたシステ