クラシックCD検索に便利!バナーをクリックして下さい! 昨日の記事を受けて、アーノンクールの著書の一部を読んでいきたいと思います。 先に申し上げますと、私はアーノンクールが率いて行なった録音の「すべて」のファンではありません。感覚的に「好きな」ものもあれば「嫌いな」ものもあるし、「素晴らしい」と感じるものもれば「とても受け入れられない」と拒絶反応を起こすものもあります。 でありながら、なぜアーノンクールの著書を読んでいこうか、と考えたのか。 彼の『音話としての音楽----新しい音楽理解への道』(邦題は「古楽とは何か(言語としての音楽)」ですが、昨日申し上げました通り、これは訳者が・・・そのお言葉をそのまま借りれば「日本の読者の理解を得ることを優先し」てつけたもので、私も最初はそちらにつられて購入し、読んだのでしたが、再読するとこの邦題は内容を誤解させる原因になっていて望ましくないと思われま