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書籍と光文社に関するushiwatatのブックマーク (3)

  • かなり身に覚えのある「地下室の手記」

    [劇薬小説を探せ]は続くよ、どこまでも。「骨餓身峠死人葛」や「問題外科」といった、読んでる途中から気分が悪くなるような小説は片付いた。今では、読了した後になって、読んだことをジワジワと後悔するような小説を選んでいる。今回はドストエフスキーの「地下室の手記」。[人生を狂わせる毒書案内]でも強力にプッシュされているし、新訳も出たことだし。 で、読んでみると…これが笑えるんだ、あざけり笑いの方。40喪男のあまりにも自意識過剰っぷりがおかしくてタマラン。こいつ、バカじゃねぇの、考えすぎー、しかも笑い取りたいのか自らドツボにはまってる。 例えば、見知らぬ男を激しく恨む。なぜか? 居酒屋でそいつが強引に押しのけたから。「俺をモノのように扱いやがって!」と屈辱感に苛まれ、あいつと決闘してやる!ストーキングして名前や行きつけの場所を突き止める。で、「あいつとすれ違うとき、どいてやらないんだ!」と息巻いてチ

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  • 書評 - 春宵十話 : 404 Blog Not Found

    2007年03月05日01:30 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - 春宵十話 新書ブームの次は、復刊文庫化ブームだろうか。 春宵十話 岡潔 光文社文庫を見て、そんなことを感じた。 書「春宵十話」は、大数学者岡潔が、毎日新聞に連載したエッセイ集の復刻。初上梓は何と1963年で、1969年(私が生まれた年)に角川文庫に一度収録されているので、今回は再復刊ということになる。 驚くのは、その内容の新鮮さ。とても40年以上前に書かれたものとは思えない。これが数学書なら驚かない。「ダイヤモンドは永遠の輝き」とはデビアスの宣伝文句だが、それはむしろ数学的発見にこそふさわしい。文学書でも、まあ驚きは少ない。源氏物語からカラマーゾフの兄弟まで、「不朽の名作」と呼ばれ、そして未だに売れ続けるものは確かにある。もっとも私は文学に関してはこの説は反対で、後世の作品に上手に援用された結果、オリジナルが褪せるとい

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