かつて、高視聴率を稼げる目玉として、テレビ番組の形で映画をオンエアしていた時代がありました。各局ともゴールデンタイムに、劇場公開終了した映画を独自のキャスティングで日本語吹き替えにして、前後に解説者が見どころを解説して、と至れり尽くせりのパッケージングで、毎週放送していたのです。 基本的に午後9時から始まり11時ちょっと前で終了する枠なので、CMを抜くと正味1時間半弱。世にある映画はだいたい2時間前後だったから、20分近くはカットされた編集版。だけど劇場公開時観ていなかったら、比べようがないのでどう違うのかもわからない。似ても似つかない、というか最悪の場合、台詞も音楽も番組都合に合わせて変えられた、まったく別物を見せられていたと後で知って、愕然としたのも良い思い出で、むしろそんなバージョンが何度目かのパッケージ化の特典として珍重されてたりもするから、何がどう正しいのかさっぱりわかりません。
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