フランス・カルカッソン(Carcassone)で、GM作物に反対するデモを行う人々(2006年9月20日撮影)。(c)AFP/ERIC CABANIS 【9月10日 AFP】西側諸国の反GM(遺伝子組み換え)ロビー団体は、アフリカでの収量アップにつながる可能性がある現代農法の開発を妨げようとしている。英リバプール(Liverpool)で8日開催された科学の祭典で、英政府の元主任研究員が、このように指摘した。 デビッド・キング(David King)教授によると、西側諸国では有機農法が盛んになっており、環境保護団体やメディアは「GM作物」に強硬に反対している。西側諸国はこうした姿勢をアフリカにも浸透させて伝統農法を奨励しようとしているが、それが(南アフリカを除き)壊滅的な結果をもたらしているという。「有機農法は、食糧がふんだんにあるコミュニティーのみが選択できるライフスタイル」だと教授は言う
野宿者に対する、あるいは野宿者排除に反対する人へのバッシングに向ける、「フツーの」人々の大変な熱意、というのにはおどろかされます。これは、「まあ、皆ほんとに労働好きだよね」の正確なうらがえしである、「まあ、皆ほんとに労働しない(と思われている)人嫌いだよね」だと思うのですが、すこしそのへんに関連する話を紹介してみます。 さて、大人たちのなかには、若者をバッシングして「フリーターだのニートだの、仕事をする気のない怠け者の若者が増えているのはこまったことだ」と言う人もいます。しかし、「そうした見方は誤解だ、若者は仕事をしたがっているのであり、若者に正社員の仕事がないのがいけないのだ。増えているのは、怠け者の若者ではなく、非正規雇用で過酷な条件で労働をしているワーキングプアーの若者だ」という考え方もあります。左翼の日本共産党のスローガンはそうした考え方をふまえています。街にはってある日本共産党の
教育への公的支出、日本最下位 家計に頼る構図鮮明2008年9月9日22時50分印刷ソーシャルブックマーク 経済協力開発機構(OECD)は9日、加盟30カ国の教育に関するデータをまとめた08年版「図表で見る教育」を発表した。05年現在の調査結果で、国や地方自治体の予算から教育機関に出される日本の公的支出の割合は国内総生産(GDP)比3.4%と、データのある28カ国中最下位になった。 公的支出の割合を見ると、アイスランドが7.2%でトップ、次いでデンマーク6.8%、スウェーデン6.2%と北欧の国が続いた。 日本は03年の調査でも最下位だった。04年はギリシャに次いで下から2番目になったが、再び、最下位に。日本は、公立学校の教職員数減少に伴って給与額が減ったことなどで、公的支出が減った。OECDは、少子化や他の国の支出が伸びたことなども影響したとみている。 また、家計などから出される私費負担の割
アフリカに対して今、最も積極的にアプローチしているのは中国だろう。なりふり構わぬ手段で資源獲得に走っており、ときには現地社会とのあつれきを生んでいる。 中国のなりふり構わない姿勢が最も表れたのがスーダンへの進出。1995五年、政府系エネルギー資源会社の中国石油天然ガスはスーダンに進出した。 当時のスーダンは内戦状態。スーダンの西部に位置するダルフール地方を舞台に内戦が繰り広げられ、死者20万人、難民200万人を生んだ。停戦合意に至ったのは2005年であり、危険を顧みずに油田権益を取りに行ったのだ。 ダルフール問題ではテロ支援や人権侵害でスーダン政府が国際社会から非難されたため欧米企業は投資を控えてきたが、もともと自国に人権問題を抱える中国としてはなんの問題もないのだろう。 また投資のやり方も露骨だ。 アンゴラでは2004年に20億ドルの信用供与を提供。鉄道建設も手伝った。その見返りとして一
1981年ダイヤモンド社入社。週刊ダイヤモンド編集部に配属後、エレクトロニクス、流通などの業界を担当。91年副編集長となり金融分野を担当。01年から04年5月末まで編集長を務める。主な著書に「ドキュメント住専崩壊」(共著)ほか。 辻広雅文 プリズム+one 政治・経済だけではなく、社会問題にいたるまで、辻広雅文が独自の視点で鋭く斬る。旬のテーマを徹底解説、注目の連載です。 バックナンバー一覧 なるほど、とは思う。 自民党の総裁選は、ニューヨーク・タイムズ紙が「パン食い競走」に例えるほど候補者が――それもタイプさまざまな――出揃って、観客も沸いている。一着を手にした者が、その勢いに乗って総選挙に打って出たほうが、確かに、福田康夫・現首相が主導するよりも、自民党にとってはよほど期待が持てるであろう。 だが、一国の指導者が、あらゆる政治的課題、経済的問題、国際的難題をわきに押しやって、自分が所属
米バージニア州フォールズ・チャーチ(Falls Church)のモスクで行われた、ラマダン明けの「イード・アル・フィトル(Eid al-Fitr)」の礼拝(2006年10月23日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Alex Wong 【9月10日 AFP】イスラム教が米国に浸透するのに伴い、宗教の伝統と米国の合理性を融合させた巨大モスクが米国各地に出現しつつある。巨大モスクは、信徒2000人以上を収容できる非カトリック系の巨大教会をモデルにしている。そして一部の地域では、今や欠かせない存在となっている。 イスラム教の市民団体「米イスラム関係評議会(Council on American Islamic Relations、CAIR)」によると、金曜礼拝には、1000人を収容する巨大モスクに2000から3000人が集まってくることもあるという。交通渋滞を招くこうした状態を解消する
食事は昼夕5分「食べるの遅い」と暴力 フリースクール2008年9月10日3時3分印刷ソーシャルブックマーク 京都府京丹波町のフリースクール「丹波ナチュラルスクール」に入所する少女(14)が経営者らから暴力を受けてけがをした事件で、入所者たちが食事を1日に2回、5分ずつに制限されたうえ、夜間は半ば部屋に閉じこめられていたなどと証言していることがわかった。9日に経営者らが傷害容疑で逮捕される前に保護された複数の少女らが、児童相談所などに話していた。 相談所によると、入所者十数人が暮らしていたのは、敷地南寄りのプレハブの2階。扉の外に錠があり、夜間は閉じこめられた状態だった。8月に今回の事件の被害少女(14)ら3人が逃げた後、錠は二つ増え3個になったという。 施設に電話はなく、携帯電話も持てなかった。保護者との面会にも施設の職員が同席した。入浴は冬は5日、夏は2日に1度。便所に行く時間も決められ
会いたい聞きたい:銀河カレッジ施設長・梅田伊津子さん /熊本 - 毎日jp(毎日新聞) 熊本県にある多機能型指定障害福祉サービス事業所の職員でいらっしゃる天竺堂さんから、梅田伊津子さんにお話をうかがっていただきました。天竺堂さん、サンクス! コメント欄から引用。 8月30日更新分「あれあれ、あれれ」コメント欄 梅田さんは、娘さんにシートベルトをさせ、さらに上から押さえておられたそうです。娘さんはベルトを嫌がって声を発したりすることがありますが、これまでのフライトでは、梅田さんが離着陸時に押さえていることで問題はなかったとのこと。 ところが、某日の搭乗では、男性の客室乗務員が、娘さんを静かにさせるよう言ってきて、梅田さんが従わない(従えない)と見るや、空港警察署から警官を呼び、母娘を降ろさせたそうです。降りる時、梅田さんは乗客と乗務員に「離陸を遅らせ、迷惑をかけてすまなかった」と頭を下げられ
トップ > 愛知 > 9月7日の記事一覧 > 記事 【愛知】 犬も乗せれば…「出来心」日課に ブランコに、ゆら〜り 2008年9月7日 ブランコに乗る「ゴー」と飼い主の北村宗男さん=名古屋市緑区の乗鞍公園で 夕暮れ時の公園で、ゆらーりゆらりと揺れるブランコ。いすにちょこんと座っているのは…え、犬? 名古屋市緑区の住宅地にある乗鞍公園。同区鳴丘2の建築業北村宗男さん(68)の愛犬「ゴー」の姿はここに集まる地域のお年寄りや子どもたちに、すっかりなじんだものになっている。 雄のシバイヌで、人間でいえば初老にあたる7歳。自転車の前かごに乗せても怖がらないため、北村さんが数年前に「出来心」で乗せたのがきっかけだ。 今では楽しみは日課となった朝夕の散歩の際のブランコ。「今日も乗るか」と、北村さん。ゴーを抱え上げて座面へ。揺れが心地よいのか、慣れのせいか、目を細めてじっとしている。 隣
京都府京丹波町のフリースクール「丹波ナチュラルスクール」で入所者の少女(14)が虐待を受けた事件で、京都府警捜査1課が施設の家宅捜索で、木刀と手錠を押収したことが9日、分かった。府警は木刀は日常的な虐待に、手錠は子供を強制的に入所する際に使ったとみており、経営者の朴聖烈容疑者(60)らを追及する。 入所者の少年が昨年10月、施設から逃げ出したことから児童相談所が調査に訪れた際、施設職員の森下美津枝容疑者(55)が入所者に「余計なことを言ったら、どうなるか知らないぞ」と口止めしていたことも判明。虐待を隠蔽(いんぺい)しようとしたとみられる。 府警はこの日、施設や両容疑者宅など4カ所を捜索し、入所者の男女12人を保護。入所者の話では、入所後すぐに個室に連れて行かれて殴打されたり、木刀で殴られて血を流すこともあった。ほかにも、「体調不良を訴えても病院に行くことを許されなかった」「冬に、木に裸でく
不登校の子供らを預かるフリースクールで入所者の少女を殴ってけがをさせたとして、京都府警捜査1課と南丹署は9日、傷害容疑で、私設更生施設「丹波ナチュラルスクール」(京都府京丹波町中台桜梅)の経営者、朴聖烈(60)=京都府南丹市園部町=と施設職員、森下美津枝(55)=同=の両容疑者を逮捕した。 他の入所者が「木刀などで殴られた」と訴えているほか、過去に入所者の脱走騒ぎで児童相談所が調査した際、施設側が口止めをしていたことも判明。 府警は暴力が常態化していたとみて、施設など4カ所を家宅捜索、運営実態を調べている。 調べによると、朴容疑者は今年8月3日午後1時ごろ、敷地内で草刈り作業をしていた女子中学生(14)が男性入所者と口論したことを注意した際、「態度が悪い」と立腹。殴る蹴るの暴行を加えて顔などに全治17日のけがをさせた疑い。森下容疑者はそばにいたが、制止しなかった疑い。 朴容疑者は「しつけと
韓国の李明博大統領は9日、李政権がキリスト教偏重で仏教に差別的だとして政府批判を強めていた仏教界に謝罪し、公務員にはあらためて宗教的中立を厳守するよう指示した。この日の閣議とテレビ対話で明らかにした。仏教界は依然、不満を表明しているが、大統領の直接謝罪で反政府デモ拡大など対立激化は避けられそうだ。 李大統領は「一部公職者が宗教的偏向の誤解を招く言動で仏教界を傷つけたことは深く遺憾」と述べるとともに、公務員服務規程改正による宗教差別是正などを約束した。ただ仏教界がキリスト教偏重などとして辞任を要求している警察庁長官については、解任は拒否し仏教界に謝るよう指示した。 李大統領は同日夜、就任後初めて「国民とのテレビ対話」を行い政権への理解と支持を訴えた。(ソウル 黒田勝弘)
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