ライトノベル読者にオススメしたい一般小説10作品を書いたので、今度は、一般小説読者にオススメしたいライトノベル10作品を書いてみました。一般小説読者に目新しそうな、「男子中高生の好みのど真ん中」をおもいっきり突いてくる、いかにもライトノベル!という作品を選んでみました。 1.ケモノガリ(東出 祐一郎) 平凡な顔、平凡な成績、何もかもが平凡な少年。だが誰にでも一つくらいは取り得がある。彼の場合はそれが「殺人」だった―。東欧小国で修学旅行中の生徒たちが拉致された。犯行グループは財閥の好事家たちによる「狩猟クラブ」。GPSを埋め込まれ、「人間狩り」のゲームが始まる。しかしその時、予期せぬ「トラブル」が起こった。「少年」=赤神楼樹の「才能」が、極限状況下で開花してしまったのだ。逆転するゲーム、狩られる「ケモノ」は、どっちだ―?人気ゲームメーカーpropellerの東出祐一郎、激昂のオリジナル小説デ