SandyBrige対応のIntel製マザーボード。 純正マザーだけに余分な機能がついておらず、省電力化が容易なため、省電力PCの構築がやりやすい。 ということで今回は、機能云々というよりも、省電力化という点に焦点を絞ってマシンを組み立ててみました。 もちろん、Mni-ITXマザーのほうが省電力・省スペースPCには有利なのでしょう。 ですが、こちらのMicro-ATXマザーだと、PCIスロットなどもついており拡張性が高く、録画サーバーとしての運用も視野に入れられます。 このマザーに搭載できるcore i3などのCPUはTDPが非常に低く、いままでノースブリッジと言われていたチップセットや、グラフィックボードなどのGPUが、CPU内部に統合されているために、マシンそのものの消費電力が抑えられています。 似た用途のPCとして今まで使われることの多かったAtomマシンと比べると、消費電力を抑えつ
モバイル機器向けのプロセッサ(モバイルチップ)を搭載した「スモールコアサーバー」の実用化が目前に迫っている。消費電力や設置スペースを1ケタ減らせる点が特徴だ。現在主流の「仮想化」技術は用いず、数百台のサーバーを同時に動かす。クラウドのインフラや企業システムを、根本から変える可能性を秘めている。 設置スペースは20分の1、導入コストは3分の1、消費電力は10分の1―。米ヒューレット・パッカード(HP)が、これまでの常識を覆す次世代サーバーの開発プロジェクト「Project Moonshot」を進めている。 製品化の第一弾となるのが、スマートフォン向けで多用されているARM系プロセッサを採用したサーバーだ。高さ18cm、幅48cmほどの4Uサイズの筐体に、288台もの物理サーバーを集積させる(図1)。2012年半ばまでに、出荷する計画だ。 導入費用は1600台の物理サーバーを搭載したモデルで約
静かに活躍の場を広げているFreeBSD。そのFreeBSDに昔から搭載されているのに知られることなくお蔵入りしている機能や、新しく開発された機能を取り上げ、紹介していきます。最初のテーマは、ホスティングサービスなどでニーズの高いリソース制御機能です。(編集部) 実は知らなかったFreeBSDの「あの機能」 日本の企業では、エンタープライズ目的のLinuxとしてCentOSを採用することが多い。同じような用途ではFreeBSDも人気がある。どちらもできることは似ており、適材適所で使い分けされているようだ。インターネットサーバOSとして人気の高いFreeBSDだが、最近では高性能アプライアンスや組み込みデバイスで採用されるシーンが広がっており、静かに活躍の場を広げている。 しかし、その活用の広さの割には、FreeBSDがもともと提供している「あの機能」を知らないで使っているという方も多い。特
KVMを管理するツールは、非常にたくさん存在しており、どのツールを使えば効率的に管理できるのか迷うところですが、管理ツールの詳細は、こちらのページにまとめられていますので、参考にしてください。 KVM管理ツール1:OpenQRM OpenQRMは、データセンターの業務を一つのアプリケーションで管理するというコンセプトで 設計されています。複雑なデータセンター業務を、コンポーネントごとに分けて、プラグインの組み合わせで業務ができるようになっています。 データセンター業務の中のひとつとして、仮想化という業務が存在し、さらに仮想化の中には、今回紹介するKVMの管理だけでなく、VMwareやXenなどの仮想サーバーも管理できるようになっています。他にも、DNS,Natios,nfs-storageなど、たくさんのプラグインが用意されています。 詳細は、openQRM Pluginsのページを参照し
シトリックス・システムズ・ジャパンは2012年4月に中堅・中小企業企業(SMB)向けのVDI(Virtual Desktop Infrastructure)パッケージ「Citrix VDI-in-a-Box」の国内販売を開始した。同製品はもともと、同社が2011年5月に買収した米Kavizaの製品。国内でも2010年秋から「Kaviza VDI-in-a-Box」として販売されていた。その最新版(バージョン5)がCitrix VDI-in-a-Boxに装いを変えて登場したのだ。 そうした経緯からVDI-in-a-Boxは、同じシトリックスの仮想デスクトップソフト「Citrix XenDesktop」とアーキテクチャが大きく異なる。XenDesktopはVDIの他、ネットブート、ブレードPC、クライアントハイパーバイザー、ストリーミング/セッション型のアプリケーション配信と多くの仮想デスクト
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不良セクタ・不良ブロックとはなにか ハードディスクの中ではプラッタと呼ばれる磁性を帯びた円盤が回転していて、これを磁化することにより情報を記録している。例えばこのプラッタの磁性が極端に弱くなれば、記録された磁気情報は読み出すことができなくなる。原因が磁性の劣化に限らず、読み込み不能の領域を不良セクタといい、Windowsでは不良ブロックと表現される。不良ブロックは仮に再度書き込みを行っても読み込めない可能性が高いので、論理フォーマットをし直さない限り、OSは一度検出した不良ブロックには二度と書き込みを行わない。 不良セクタが発生した場合の実際の動作は多少複雑である。先ほどの例えと同じ、プラッタの一部分の磁性が弱くなった際の動作を考えてみよう。磁性が弱くて通常の動作で読み取りにくいビットセルがあった場合、ハードディスクのファームウェアが読み込み開始タイミングの調整やヘッドのバイアス電流などの
2012/03/08 デルは3月7日、インテルの新サーバCPU「Xeon E5-2600」発表直後に、これを搭載したサーバ機の新製品6機種を発表した。このうち、マイクロサーバの新製品を除く5機種は同日出荷開始という力の入れようだ。 これら第12世代PowerEdgeシリーズは、デルにとって約2年ぶりのいわばメジャーバージョンアップ製品群。「新CPUを搭載しただけのサーバ」と決めつけるのは早計と思わせる、ユニークな特徴がいくつか見られる。例えば、OSに依存しないハードウェア監視機構や、選択・交換可能なオンボードNIC、ラック単位などでサーバの消費電力上限を設定できる機能など、サービスプロバイダのサーバ管理者が喜びそうな機能が目立つ。
『るびま』は、Ruby に関する技術記事はもちろんのこと、Rubyist へのインタビューやエッセイ、その他をお届けするウェブ雑誌です。 Rubyist Magazine について 『Rubyist Magazine』、略して『るびま』は、日本 Ruby の会の有志による Rubyist の Rubyist による、Rubyist とそうでない人のためのウェブ雑誌です。 最新号 Rubyist Magazine 0058 号 バックナンバー Rubyist Magazine 0058 号 RubyKaigi 2018 直前特集号 Rubyist Magazine 0057 号 RubyKaigi 2017 直前特集号 Rubyist Magazine 0056 号 Rubyist Magazine 0055 号 Rubyist Magazine 0054 号 東京 Ruby 会議 11 直
皆様、はじめまして。2010年9月に入社した並河です。 インフラ周りの話題を・・・ということで、今回はサーバの構築やシステム管理作業を楽にしてくれるツールである「Chef」について紹介します。 ■ Chefとは「Chef」は、サーバOSでのインストール・設定・各サービスの状態管理等、諸々のシステム構築や運用作業を自動化してくれるRuby製のシステム管理ツールで、オープンソースとして公開されており、既に、37signalsやEngine Yard、RightScaleなどでも使われており、利用実績も出始めています。 Ruby製のシステム管理ツールといえば「Puppet」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ChefはPuppetの競合ソフトウェアとなる位置付けで、出来ることだけでいうと、特別大きな差はないと感じていますが、Puppetは外部DSLとして設定を記載するのに対し、Chefは
前編「デスクトップLinuxで名高いUbuntuの『サーバ版』を導入してみる」ではUbuntu 8.10 Server Editionの概要とセットアップを中心に解説したが、後編ではその特徴的な機能を幾つか紹介する。 その前に、カーネルについて簡単に触れておきたいと思う。Ubuntu 8.10 Server Editionでは、Linuxカーネル2.6.27が採用されている。このバージョンのLinuxカーネルには、ext4の遅延割り当て機能やネットワークデバイスの複数送信キュー対応などが新たに盛り込まれている。また、フラッシュメモリ用ファイルシステム「UBIFS」のサポート、ドライバ類の更新、各種バグフィックスなども行われている。 企業用途向けの各種機能を持つUbuntu 8.10 Server Editionだが、本稿ではそれらのうち、代表的な新機能として以下を紹介する。 OpenJDK
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