第11回 WScriptオブジェクトを利用する(2):基礎解説 演習方式で身につけるチェック式WSH超入門(5/5 ページ) 「タイプ・ライブラリ」とは、本文でも述べたとおり、COMオブジェクトがどんなメソッドやプロパティ、イベントなどを持っているか、そしてそれらがどういう働きをするかについて説明したものである。タイプ・ライブラリはWSHなどからオブジェクトを参照する際に読み込まれるが、スクリプトを書く際にもオブジェクトの仕様を知りたい場合に有用である(もちろんヘルプ・ファイルがあるものに関してはそれを見るのもよいが、往々にしてヘルプが存在しない場合があるので、その際に特に有用である)。 タイプ・ライブラリを参照するにはいくつかの方法があるが、ここではMicrosoft Officeに付属のVisual Basic Editorから呼び出し可能な「オブジェクト・ブラウザ」を用いる方法を述べ