MicrosoftのWindows DNS Serverに未パッチの脆弱性が見つかった問題で、これを悪用した新たなゼロデイ攻撃が相次いで報告されている。 SANS Internet Storm CenterやMcAfee Avert Labsは4月16日、この脆弱性を突いたワームの亜種が出現していると伝えた。このワームは「Nirbot」「Rinbot」などと呼ばれ、複数の亜種が存在する模様だ。 McAfeeが初めてこのワームを入手したのは15日。同ワームはIRCをコマンド&コントロールとして利用、感染したコンピュータにバックドアを開き、攻撃者がリモートからアクセスして制御できる状態にしてしまうという。 Microsoftはこの問題について4月12日にアドバイザリーを公開したが、15日に新しい情報を追加してアドバイザリーを更新。この時点で、新たなコンセプト実証コードが公開されたとの情報は入っ