検察 “供述翻すと心証悪い” 1月15日 4時18分 民主党の小沢元代表の政治資金を巡る事件で、検察審査会の議決を受けて、東京地検特捜部が、去年5月、再捜査の一環として元秘書の石川知裕衆議院議員から任意で事情聴取をした際、担当の検察官が「捜査段階の供述を翻すと検察審査会の心証が悪くなる」などと言って、起訴された内容を認めた供述を変えないよう求めていたことが石川議員側への取材で分かりました。小沢元代表が強制的に起訴されることになった検察審査会の2回目の議決は、石川議員が再捜査でも同じ供述をしたことから、信用できると指摘していました。 この事件で、東京地検特捜部は、東京第5検察審査会が小沢元代表を起訴すべきだと1回目の議決をしたのを受け、再捜査の一環として、去年5月、元秘書で衆議院議員の石川知裕被告(37)から、およそ5時間にわたって任意で事情を聴きました。石川議員側によりますと、石川議員はこ