ユーザーからかかってきた質問の電話に応対しているスタッフ。製品の性格上、ソフトウエアだけでなく、会計業務などの知識も必要となる 弥生は2006年9月15日、製品の電話サポートなどを担当する「カスタマーセンター」(大阪市住之江区)を公開した。通常はコスト部門と考えられがちなカスタマーセンターだが、弥生では全社売り上げの50%以上を稼ぎ出す収益源。「サポートは、製品を販売したあとの重要なアフタービジネス」(五月女尚カスタマーセンター担当取締役)と位置付け、製品への質問に対して回答するだけでなく、製品の新規購入や有償サポート契約の獲得などにつなぐ取り組みを行っている。 カスタマーセンターのスタッフは約190人。まずは、製品のユーザー登録後3カ月間設けられている無償サポート期間が、ユーザーへのアピールのチャンスという。電話が1回でつながる確率(着信率)を93%に保つなど、サポートの良さをユーザーに
米Microsoft Security Business and Technology UnitのProgram Manager Sterling M. Reasor氏 「スパイウエア対策ソフト『Windows Defender』のベータ2では,ベータ1に対するフィードバックをもとに再設計して,使い勝手や機能を大きく改善させた」---。米MicrosoftのWindows Defender担当Program ManagerであるSterling M. Reasor氏は9月19日,プレス向け説明会において,Windows Defenderベータ2の利点を解説した。 Windows Defenderは同社が提供する無償のスパイウエア対策ソフト。マイクロソフトのWebサイトから日本語版を入手できる。 Windows Defenderは,Microsoftが2004年12月に買収した米GIANT
前回より続く 楽天のもくろみ通りだったビジネスモデルの転換 楽天が当初から打ち出した「ショッピングモール出店料の固定料金制」というビジネスモデルは、しかし内在する危険をはらんでいた。当初から原価割れを承知の上で、かなり無理な価格設定をしていたからだ。それでも資金繰りに困らなかったのは、出店料を6カ月前払いという仕組みにしたからだった。1店で30万円。30社の出店があれば、900万円の現金を手にすることができる。売り上げは低くても、当面の資金に困ることはないという計算で、これが功を奏した。 だが徐々に出店数が増え、商品の流通数がうなぎ上りに巨大化していくのに従って、固定料金制には軋みが生じ始めた。システム運営費用が巨額になり、出店しているショッピングサイトが儲かれば儲かるほど、楽天本体は利益率が落ち込んでいってしまうからである。実際、2001年ごろには店舗数の増加率が停滞気味になり、固定料金
最近、ベンチャー経営者の友人や知り合いから「ベンチャーキャピタルのA社とB社の違いを教えて欲しい」「銀行系VCと独立系VC、どちらがいいのだろう」というような相談を受けることが増えてきました。 ベンチャーキャピタルは略してVCと呼ばれることも多いので、むしろその響きの方が聞き慣れている人も多いかもしれませんが、先に結論的なことを言ってしまうと、どのVCもさほど変わらないでしょう。経営者にとっては、ひとたび出資を受け入れてしまえば、そのお金を活用していかに事業を拡大していくかの方が圧倒的に重要なので、そのお金の出所うんぬんはほどんど関係なくなるでしょう。端的には、お金には色がない、ということになります。 しかし、VCとの付き合い方にはいくつか注意すべき点があります。今回から何度かに分けてそのあたりを触れてみたいと思います。初回は銀行系VCに対する間違った幻想です。 銀行系VCに対する間違った
ベンチャー経営者がベンチャーキャピタルからの投資を受け入れるにあたって、たまに経営者の方が聞いてこられるものに 「ベンチャーキャピタルに発行する株式の株価って高すぎるとまずいでしょ?どれぐらいの値段にするのがいいのでしょう?」 というものがあります。高ければ高い方がいいじゃないか、と思うのですが、「最初に発行する株式の株価が高すぎると、後で経営がうまく行かない場合に株価が最初の価格より下がってしまうから、困る」というのがその理由のようです。ただし、先に結論めいたことから申しますと、こういう心配はするだけ無駄なので、経営者の方はほかのことに気を回した方がいいでしょう。また、そのような心配をされるのであればベンチャーキャピタルから資金調達をするという選択肢は捨てた方がいいかもしれません。 上記のような質問をされるベンチャー経営者の方は、ベンチャーキャピタルはベンチャー企業の評価においてはプロだ
EMCがRSA Securityに続き、Network Intelligenceを買収。情報セキュリティ部門を新設する。 情報管理とストレージ関連製品の米EMCは9月18日、情報セキュリティの米Network Intelligenceを買収、同時に情報セキュリティ部門を新設すると発表した。 EMCは6月29日に、暗号化技術などを提供するRSA Securityの買収を発表。9月14日にRSA株主が買収に合意、21億ドルでの買収が完了したばかり。 EMCの新情報セキュリティ部門の要となるのが、RSA Security。EMCはRSAのブランド名、製品、サービスをそのまま引き継ぐ。また、今回新たに買収したNetwork Intelligenceは、RSA内部に吸収される。
Database Watch 9月版 Page 1/2 Oracleを買うと税金が戻ってくるってホント? 加山恵美 2006/9/15 お買い物にはマイバッグ持参派です。最近では布製エコバッグを2つももらってしまいました。マイクロソフト印とオラクル印のを、同じ日に。ともに「地球にやさしい」エコマークが付いていました。 ■同じ日にイベント、同じエコバッグ 8月29日は悩ましい日でした。なにせ、マイクロソフトの「Tech・Ed 2006 YOKOHAMA 」とオラクルの「Oracle Grid Week」というイベントが同時に開催されたのです。期間も同じ4日間です。なんという偶然か。いや、違いますね。ガチンとぶつけたのでしょう。この日程に両者の間で飛び散る火花を見る思いです。 もう1つ偶然がありました。受付で資料が渡されたのですが、どちらもともに布製エコバッグに入っていました。素材もかなり似て
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く