金沢大学は19日、胃がんや大腸がん、膵臓(すいぞう)がんなど消化器のがんを採血だけで発見できる手法を開発したと発表した。消化器がんに特徴的な遺伝子群の異常があることを見つけ、がんの有無を判定できるようにした。従来の検査法より、がんを高率で見つけることが期待できるという。人間ドックなどで活用することを目指す。 同大医学類の金子周一教授(消化器内科)らは、消化器がん患者に特有の遺伝子群の異常を見つけた。この遺伝子群の特徴に着目して、がん患者40人と健康な人13人の計53人の血液で調べたところ、約9割の48人でがんの有無を正しく判定できたという。一方、「陽性」と判定した人の約1割で実際には、がんは見つからなかった。 がんを種類別に調べたところ、胃がん・大腸がん(患者40人)の7割、発見されにくい膵臓がん(28人)でも7割で判定できたという。ただ、早期がんをどの程度、発見できるのか検証はこれか
インタビューに答える菅直人副総理兼経済財政相=22日午前、東京都千代田区、池田良撮影 菅直人副総理兼国家戦略相兼経済財政相が22日、東京都内で朝日新聞の単独インタビューに応じ、早ければ10年度中にも環境税導入に踏み切る考えを示した。民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)で10年度当初からの実施を明記した「ガソリン税などの暫定税率廃止」と合わせての導入を検討する。税収減を抑える狙いがあるとみられる。 菅氏は経済成長戦略にも言及し、公共事業に依存した大型の財政出動や、市場原理主義によらない「第3の道」を検討するとした。「雇用が需要を生み出す分野、財政に頼らないで経済成長できる分野があるはずだ」と述べた。 具体的には、需要が多い介護サービス分野で新たな雇用を生み出すほか、林業で生産性を上げ、採算を取れる事業形態を検討し、「新たな雇用が新たな生産を生み出す」という循環をつくるとした。 暫定
「ウィニー」などを介しての著作物のダウンロードが問題化するなか、急速に普及が進んでいる「ツイッター」を悪用して、違法に複製されたマンガのダウンロードを促す利用者が確認され、波紋を広げている。過去には、マンガ雑誌の内容をスキャンし、ウィニーでインターネット上に「放流」して逮捕された事例がある上、違法コンテンツのダウンロード自体を違法化しようとする動きが進んでいるだけに、この「ツイッター」利用者は刑事・民事とも責任を追及されるのは必至だ。 問題とされているアカウントの名前には、末尾に「zip」という文字が含まれており、「つぶやき」の内容は、作品名とURLだけだ。例えば 「Detective Conan 名探偵コナン 713 ZIP」 という文字のあとに、特定サイトへのURLが貼り付けられている、という具合だ。 これまでに「つぶやいた」回数は800回以上 このケースでは、アニメ化されたことでも有
文:Ryan Naraine(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:石橋啓一郎 2009-11-19 12:56 MozillaはFirefox 3.6のコードベースに対して大きな修正を施し、ブラウザのアプリケーションコンポーネントディレクトリに悪質アドオンが追加されるのをブロックするように変更した。 これにより、開発者やソフトウェアメーカーが、ユーザーからの明確な許可なしにFirefoxのアドオンを黙ってインストールすることは、確実にブロックされるようになる。さらにMozillaによれば、これによってサードパーティアドオンが原因のブラウザのクラッシュも大きく減るという。 この変更(このバグレポートを参照)は、サードパーティアプリケーションがFirefox自体のほとんどのコードが置かれている「components」ディレクトリに対し、自分自身のコードを追加するのをブロックす
埼玉県警大宮署は21日、県迷惑行為防止条例違反の現行犯で、福島県郡山市神明町の会社員、小沢俊介容疑者(34)を逮捕した。 大宮署の調べでは、小沢容疑者は21日午後8時55分ごろ、さいたま市大宮区のJR大宮駅新幹線北改札構内の書店で、県立高校3年の女子生徒(18)の背後からスカートの中を携帯電話のカメラで撮影した。 大宮署によると、盗撮されていることに女子生徒本人が気付き、駆けつけた鉄道警察隊員が取り押さえた。小沢容疑者は犯行が見つかった際、携帯電話を割って壊したという。 大宮署によると、小沢容疑者は東京都内での同窓会に出席し、酒を飲んだ帰りだったといい、「スカートの中が見たかった」などと供述しているという。
米Microsoftは11月18日、次世代ブラウザInternet Explorer(IE)9の一部情報を明らかにした。IE9では競合ブラウザとの性能差が大きく縮まっているという。 JavaSpriptエンジンのパフォーマンスを測定するSunSpiderベンチマークテストで比較したとこと、IE7、IE8のスコアはFirefox 3.5、Chrome 3、Safari 4と差があるが、開発中のIE9はその差が縮まっている。 Microsoftは、JavaScriptエンジンの性能差は縮まったが、実際のWebサイトではこの差は感じにくいかもしれないとし、スクリプト処理やレンダリングなど性能に影響するすべての要素を検討して、ベンチマークだけでなく実際のサイト閲覧の際の性能向上を目指すとしている。 またIE9ではDirectXファミリーのAPIも採用。まずはDirect2DとDirectWrite
米軍普天間飛行場(沖縄県宜(ぎ)野(の)湾(わん)市)移設問題をめぐり、社民党内から「連立離脱論」が漏れ聞こえてきた。移設に関する日米閣僚級作業チーム(WG)が目指す「迅速な解決」が、日米合意のキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)への移設に収斂(しゆうれん)されつつあり、悲願の「県外、国外移設」のめどが一向に立たないためだ。現行案で決着した場合、黙って認めていいのか。社民党は正念場を迎えている。(山田智章) 「グアムと硫黄島も移転先として検証してもらいたい」 社民党の重野安正幹事長が19日、移設先の代替案として初めて具体的な地名に言及した。同党はこれまで一貫して県外、国外移設を訴えてきたが、地名を挙げたことはなかった。 対案を出すことが「責任ある与党の対応だ。(県内移設が)ダメだというだけではいけない」(重野氏)との考えから踏み込んだ。 党内の議論では、グアムと硫黄島以外に佐賀空港、関西
医療事故の原因を究明する「医療版事故調査委員会(事故調)」の創設に向けた議論が1年半近くもストップしている。厚生労働省は昨年6月、事故調整備に向けた大綱案を公表した。だが、「刑事介入」の余地を残したことに医療界が反発している上に、政権をとった民主党が大綱案とは異なる対案を持っているためだ。22日から国の医療安全推進週間が始まった。しかし、安全な医療をどう構築していくのか、議論再開のきっかけは見えないままだ。 (長島雅子) ■医療界に押され… 事故調に関する議論が本格的に始まったのは平成11年。横浜市大病院の患者取り違え手術、東京都立広尾病院での消毒薬誤投与および事故隠しが連続したことが契機になった。 以降、医療事故の調査に警察が乗り出すケースが増え、国民の医療不信に拍車をかけた。 厚労省は「危機感を持った医療界の声に押される形で」(幹部)17年、事故調のモデル事業を開始した。刑事責任追
(by paco)先週「仕分け人をやるかも」とお知らせしたのですが、無事に仕分け人となり、初日水曜日、3日目金曜日に出席してきました。 僕が参加している第三ワーキンググループは、なぜかけっこう注目されていて、初日も「私の話も聞いてください」の女性教育会館事業の理事長さんや、スーパーコンピューター開発、毛利館長の日本科学未来館などを仕分けしました。 ちなみに、3日目の仕分けないようについてのasahi.comの記事外貨のような感じですが、現場で仕分けしていた人間として、記事と実際の違いなどを書いてみます。 ▼asahi.comより ──────────────────────────────────── 事業仕分け 科学予算バッサリ、毛利館長も防戦2009年11月13日23時33分 政府の行政刷新会議は13日の「事業仕分け」で、学校での理科教育の充実から、次世代スーパーコンピューターまで
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月19日、同9日にイオンエンジン(スラスタD)の停止を明らかにした小惑星探査機「はやぶさ」の対応策を発表した。 JAXAの月・惑星探査プログラムグループ プログラムディレクタの川口淳一郎氏 同対応策の発表に際し、JAXAの月・惑星探査プログラムグループ プログラムディレクタの川口淳一郎氏が、今回のイオンエンジンの異常について、「スラスタCおよびDともに性能劣化が激しく、本来の性能であれば定格推力は8.5mNだが、5mN程度に推力を絞って運用してきた。しかし、1台5mNだけでは地球帰還に向けた推力を得られないので、10〜11月を1台5mNで運用し、12月〜2010年3月の間を2台計10mNで行こうと計画していたが、11月4日22時ころ、スラスタDの中和器が自動監視機能の上限値である50Vに達し自動停止(確認は運用開始直後の同23時40分ころ)、その後復旧
日本での感染被害が突出して多いマルウェア「Zeus」に関与したとして、英国で男女2人が警察に逮捕された。 パスワードの盗難などに使われ、日本での感染被害が突出して多いマルウェア「Zeus」(別名Zbot)に関与したとして、英国で男女2人が警察に逮捕された。セキュリティ企業の英Sophosや米Symantecが11月18日のブログで伝えた。 両社が報道を引用して伝えたところでは、2人は詐欺やコンピュータ不正利用防止法違反の疑いで逮捕され、年齢は20代だという。ただしZeusの作者ではなく、Zeusパッケージを犯罪目的で利用していたユーザーのようだとSymantecは伝えている。 ZeusはオンラインバンキングやSNSといったインターネットサービスのログイン情報を盗み出す目的で使われているマルウェア。感染させたコンピュータをボットネットとして制御するツールなどがセットになって、アンダーグラウン
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