<広島0-5ヤクルト>◇22日◇マツダスタジアム 好調コイ打線を止めたのは、今季初先発のヤクルト山本斉(ひとし)投手(21)だった。臆することなくストライクゾーンで勝負し、かわすのではなく、ねじ伏せた。7回を投げて2安打無失点に抑え、プロ3戦目の先発で初勝利。由規、館山に続く完封勝利はならなかったが、3試合連続の完封勝ちは、球団タイ記録となった。 ヒーローインタビューを終え、引き揚げようとした山本斉の頭上に、ファンの少年の声が響いた。「ボールください、ボールください」。ひときわ大きなその声と差し出されたグラブに、山本斉も視線を送ったが、手の中にあるボールをあげるわけにはいかなかった。プロ初勝利のウイニングボール。「やれねえな。これは」と、大事そうに持ち直した。 これまでの下積みを思い出しながらの投球だった。5回、丸に四球を出したところで、苦しかったオフの走り込みを思い出した。20メートルダ
横浜1444日ぶり首位!9回2死から粘って追いついた
12日に一斉に開幕するプロ野球。横浜ベイスターズは本拠地・横浜スタジアム(横浜市中区)で開幕戦を迎えるが、同スタジアムとの球場使用契約が、いまだ結ばれていないことが11日、分かった。昨年の「身売り騒動」では、高額とされる使用料が交渉のネックになったとされる。震災の影響で開幕は例年より半月遅れとなったが、球団、スタジアム双方の思惑が合致せず、前代未聞の「未契約」状態でのシーズンインとなった。 ベイスターズと同スタジアムは、昨季が10年契約の最終年だった。双方の関係者は昨年末から契約更新の話し合いを重ねてきたが、「年内いっぱい」「3月末までに」と先送りされて結論をみず、ついに開幕日を迎えてしまった。 最大の争点は契約年数。球団側は当初から「単年」での契約更新を主張し、スタジアム側は「複数年」を要求している。交渉過程で見え隠れするのが、球団の親会社・TBSホールディングスの存在だ。 昨年1
プロ野球セ・リーグが予定通りの3月25日に開幕する方針を固めたことが16日、わかった。パは4月中旬に延期する見通し。2リーグ分立後、開幕を意図的に遅らせるのは初めて。ともに17日に発表する。また、開幕を延期するパでは、シーズンの日程を消化するため、日本シリーズ出場権を争うクライマックスシリーズ(CS)の中止を検討している。 プロ野球の開幕日をめぐっては、楽天が本拠地(Kスタ宮城)を置く仙台市が、東日本大震災で大きな被害を受けているため、25日のセ、パ同時開幕を延期するかを15日に協議しており、同日に各リーグが出した方針通りとなった。セは所属球団の本拠地球場に著しい損傷はない。 ただ、震災の被害が拡大しているうえ、関東地区で計画停電が実施されている現状から、セが25日の開幕に踏み切ろうとする姿勢に、多くの選手は強い疑念を抱いている。一両日中にも意見集約する日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪
(このエントリは後から2箇所、訂正を行いました。) 先月、BShiで放送された番組『白球 選手たちは海を渡った』。 やっと録画しといたものを全部見ることができた。(すぐ書く予定が伸び伸びになっていました(^^; この番組は1940年代から1960年代にボールを追いかけた在日コリアンの野球選手にかなり焦点があてられており、植民地支配や朝鮮戦争による南北分断といった政治状況に翻弄されながらも「野球に生きた」在日コリアン1世2世を中心にインタビューを行っている。 日本で野球を学んだ彼らは韓国野球の歴史をつくっていくわけだが、在日コリアンといっても年代や世代によって、じつに多様であるので一括りにして語ることにならないよう、以下なるべく番組内の証言に依拠したかたちで、その多様な在日コリアンを紹介していきます。 金 星根(キム・ソングン)*1 1942年、京都生まれ。日本人のなかで育った在日コリアン2
『正義』の哲学者・サンデル氏が巨人開幕戦の始球式へ 米ハーバード大のマイケル・サンデル教授 巨人が、25日の開幕戦(対横浜・東京D)始球式に、政治哲学者のマイケル・サンデル氏(58)を招へいすることが4日、分かった。米ハーバード大教授としてその講義が有名になり、日本でも出版されたベストセラー本「これからの『正義』の話をしよう」(早川書房)の著者。大の野球好きとしても知られ、巨人戦の始球式を務めたい、という本人の希望を巨人サイドがかなえた形。近日中にも正式発表される。 東京Dのマウンドに、哲学者が上がることになった。白羽の矢が立ったのは、「正義の哲学」で知られる米ハーバード大のマイケル・サンデル教授だ。1988年の東京D開場以来、海外から招いての外国人による巨人開幕戦の始球式は初めてだという。08年には大相撲でモンゴル出身の横綱・白鵬が始球式を務めたが、関係者は「記録が残っている中でも(海外
金子圭「痛風」で歩行困難、岡田監督も苦笑い…オリックス 痛風のためリタイアした金子圭 オリックス・金子圭輔内野手(25)が2日、歩行が困難なほど右足の親指に激痛があったため、練習を欠席した。高知市内の病院で血液検査などを受けた結果、プロ野球選手では珍しく「痛風」と診断された。グラウンドで一報を聞いた岡田彰布監督(53)も「あのバカ」と苦笑いするしかなかった。 痛風はビールが好きな40~50代の中年がかかりやすいというイメージがあり、「ぜいたく病」と呼ばれていた。しかし、近年では20代の患者も増加傾向で、生活習慣病の一つとしてとらえられている。原因も不摂生だけではなく、遺伝や体質、ストレスなども影響していると考えられている。 とはいえ、ソフトバンクから移籍2年目の金子圭は、指折りの酒好きとしてチーム内でも有名だった。2日前から右足の親指に痛みがあったようで、この日は、消炎剤を処方され、高知市
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