STAP細胞証明できず 小保方さん、それでも「あると考える」 1月、STAP細胞について発表する小保方晴子氏 Photo By 共同 STAP細胞の有無を調べている理化学研究所の検証実験で、小保方晴子氏自身の実験でも同細胞はできなかったことが18日、分かった。自らの手でも証明できなかった小保方氏について、代理人弁護士は「現在もSTAP細胞があると考えていると思う」と述べた。理研は来年3月まで予定した検証実験を打ち切り、存在を事実上否定。19日、記者会見を行う。 小保方氏が4月9日の会見で「STAP細胞はあります!私自身、200回以上作製に成功した」と豪語してから253日。「生き別れた息子を捜しに行く」と執念を燃やした同細胞の再現は、失敗に終わった。 小保方氏の作製した細胞で理研のチームが約1600回実験したが、万能性を一度も確かめられなかった。 代理人の三木秀夫弁護士はこの日、大阪
ジョセフ・ヒース, アンドルー・ポター『反逆の神話:カウンターカルチャーはいかにして消費文化になったか』栗原百代訳, NTT出版, 2014. 『資本主義が嫌いな人のための経済学』(参考)のジョゼフ・ヒースとジャーナリストのアンドルー・ポターの2004年の共著で、原題は"The Rebel Sell: Why The Culture Can't Be Jammed"である。邦訳の副題を見て、反体制芸術家をコケにする内容かと思ったが、もっと思想寄りの内容であった。 本書は左翼思想を二種類に分ける。社会改良主義とラディカリズムである。前者は、人を組織し、関係者や政治家を説得したりする地道な活動である。場合によっては法律を制定して(例えば環境保護などのため)、自由を制限する必要も出てくる。一方、後者は前者を馬鹿にする。「そんなものは現在の資本主義体制の維持に貢献するだけで、問題の抜本的な解決にな
悩める原子力学会 「福島の反省ない」内部批判 学生が敬遠?人材不足に危機感 2014年11月12日(最終更新 2014年11月12日 14時13分) 原発再稼働 東日本大震災 原発の安全研究の方向性などについて議論された日本原子力学会=9月、京都大写真を見る 原子力発電の研究開発を長年支えてきた日本原子力学会。東京電力福島第1原発事故を防げなかった自責の念に駆られ、研究内容や組織の改革を自ら進めてきた。メーカーや電力会社に貢献するばかりでなく、真に国民のための学会になれるかが問われている。だが、情報公開に後ろ向きな姿勢も一部にみられるなど改革は道半ば。「原子力ムラ」の一翼とされてきた学会は、どう変わろうとしているのか-。■「全然役に立たない」 「福島の事故に対し、はっきり言って(それまでの安全研究が)全然役に立たなかった。ここにいる全員の責任でもあるが、それに対する反省が発表にはなかった」
Tweet 2014年8月5日・6日、『朝日新聞』は「慰安婦問題を考える」という検証記事を掲載し、吉田清治氏の証言にもとづく日本軍「慰安婦」の強制連行関 連の記事を取り消した。一部の政治家やマスメディアの間では、この『朝日新聞』の記事取り消しによって、あたかも日本軍「慰安婦」の強制連行の事実が根拠 を失い、場合によっては、日本軍「慰安婦」に対する暴力の事実全般が否定されたかのような言動が相次いでいる。とりわけ、安倍晋三首相をはじめとする政府 の首脳からそうした主張がなされていることは、憂慮に堪えない。 歴史学研究会は、昨年12月15日に、日本史研究会との合同シンポジウム「「慰安婦」問題を/から考える――軍事性暴力の世界史と日常世界」を開催す るなど、日本軍「慰安婦」問題について、歴史研究者の立場から検討を重ねてきた。そうした立場から、この間の「慰安婦」問題に関する不当な見解に対し、以 下の
火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣(としつぐ)会長(東京大学名誉教授)らは28日、同日開かれた拡大幹事会後の記者会見で、噴火予知の難しさを改めて語りました。 藤井会長は、「もともと今回起こった水蒸気爆発を予知するのは非常に難しい。突発的に起こることが多く、11日の地震が前兆なのかという保証もない。火山噴火予知に関するレベルはまだそんなもの」と述べました。また、「必ず予知できると考えないでもらいたい。今回のように前兆がほとんどないまま噴火することもある」とし、御嶽山以外でも同様の事態が起こる危険性を指摘しました。 11日ごろに火山性地震が一時増加したものの、地殻変動が観測されないまま噴火に至ったことについて、「御嶽山では経験したことがないタイプの噴火」と指摘。観測体制について「傾斜計も1点しかなく、地震計も適切な位置に配置されているのか、必ずしも十分ではない」と述べ、もっと充実させる余地があると訴
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