読売巨人軍は25日、朝日新聞社が同日付朝刊で「巨人に国税が見直し指導 04年『分割払い分も契約金』」との見出しで報じた記事に対し、「明白な誤報であり、税務当局が当球団と選手との契約全体を問題視したかのような誤った印象を読者やファンに与え、当球団を貶(おとし)めるための悪意ある記事」だとして、厳重に抗議し、謝罪・訂正を求める「抗議書」を送った、と発表した。 抗議書では、記事の誤りを指摘し、同社の認識もただしている。 朝日記事は、「東京国税局が2004年にプロ野球・読売巨人軍の税務調査を行い、分割払いされている新人契約金の会計処理について見直すよう指摘していた」などと報じた。 抗議書では、〈1〉選手への契約金が分割払いされていると決めつけているのは間違い〈2〉会計処理は税務当局に自発的に相談して01年に見直しており、04年の税務調査で見直すよう指摘・指導されたものではない――ことなどを記者に伝