私たちは、『新修彦根市史通史編・現代』の執筆者グループです。2013年10月、彦根市長は「総合的判断」との抽象的理由で、原稿が完成していた同書の発行中止を一方的に決定し、私たちに通告してきました。これは前市長による発行延期の決定を引き継ぐものであり、市民の知る権利を奪い、科学者が特定の権威や組織の利害から独立し自らの専門的な判断により真理を探究する権利と専門家として社会の負託に応える責務を侵害するものです。そこで、私たちは、法的手段によって彦根市による『通史編・現代』の刊行を求めることとし、2013年12月16日に彦根簡易裁判所に調停申し立てを行いました。 併せて、この彦根市史問題の真実を広く知っていただくために、ホームページを開設いたしました。ぜひとも多くの皆さんのご支援、ご協力をお願いしたいと思います。 2013年12月24日 『新修彦根市史通史編・現代』執筆者グループ一同 2015