Published 2022/07/24 23:52 (JST) Updated 2022/07/25 11:01 (JST) 鹿児島県の桜島が噴火した24日、一部の住民らが急いで避難するなど緊迫の一夜となった。桜島との間を結ぶフェリーの鹿児島市街地側では、島から出た人々が「怖かった」「こんなこと初めて」と緊張の表情を浮かべた。地元のホテル関係者は「避難活動中だ」と電話で語った。 桜島の勤務先のホテルからフェリーで戻った青山真実さん(59)は「初めての経験で怖かった」。噴火の音は聞こえず施設の被害もなかったが、「経営者に『とにかく帰りなさい』と言われて急いで船に乗った。明日以降のことは分からない」と話した。フェリー乗り場は電話が鳴りっぱなしだったという。