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ブックマーク / c-town.way-nifty.com (54)

  • レファレンスを見直してみる - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    先日も勝手に横槍的に乗ってみた『ライブラリー・アカデミー』で、今度はレファレンスに関する課題が出たようですね。受講できる人たちがちょっと羨ましいです。 今回出たのはこんな課題のよう。 1.日々の疑問(知りたくなったこと)を書きとめる。 2.他の参加者の疑問(複数が望ましい)に対して、以下の両方から、回答にふさわしいデータを探し、リンク集をつくる。 1.レファレンス協同データベース 2.知識検索サービス 3.その上で、あなたが考える「これからのレファレンスのあり方」を具体的に述べる。 私は実際に参加していないから、わからないのですが、1で書かれた他の受講生の疑問を2で答えるとなると、まず受講生に疑問を出してもらわないと答えられないし、最初にUPした人は2が出来ないままUPして、後から他の人が最初にUPした人の疑問に対し2を記述した時に最初の人が2を…これでみんなが、牽制しあっていたら、誰も回

    レファレンスを見直してみる - CHOTTO TOWN 図書館日誌
  • 『図書館の自由に関する宣言』って… - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    まぁ、たぶん拙ブログを読まれている方々はご存知だろう千葉県東金市立東金図書館の例の件の話。 もちろん、私も外部の人間ですから、内情はわかりませんが、47NEWSによると『容疑者と被害者情報漏らす 報道機関に東金市立図書館』(http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009012401000452.html)ということで、容疑者と被害者の図書館の利用状況を令状もない報道機関の一記者に漏らしたという記事。 記事によると、図書館長は不在で、図書館を所管する市生涯学習課が漏らしたことになっているのですが、検索端末などを部外者がいじることもないでしょうから、図書館の誰かが操作したことになるんでしょうね。 先に書いておきますが、内山誠一郎館長がちょっと可哀想な気もしないでもないです。記事をそのまま信用すると、当時、館長は不在で、図書館サイドは館長不在を理由に断ったのに、市の生

    『図書館の自由に関する宣言』って… - CHOTTO TOWN 図書館日誌
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2009/01/28
    “知らない場合に、「こういう宣言があって、それを守るので、いくら言われてもお教えできません」と言い切る毅然さが図書館に足りなかったということだけ”
  • ○ストップサービス - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    前々回に続いて、毎日新聞の1月8日の記事『都立中央図書館 新装開館に未来の姿を探る』(http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090108ddlk13040287000c.html)より。 都立中央図書館は過去に1度だけ研修で行ったことがありますが、ようは全部レファレンス室みたいな感じでしたね。新装オープンしたようなので、また行ってみたいところではありますが… この記事で気になったのは、『ワンストップサービス』についての図書館関係者という人のコメント「司書が培ってきた経験の蓄積や専門性が崩れかねない」という懸念はどうなんでしょ? たぶん、前々回のように、当に図書館関係者がそう言ったのであれば、話の大事なところが抜けているのじゃないかなぁと。 私自身は、『ワンストップサービス』は賛成です。ようは、窓口が1箇所で、そこに行けば用事が済むってことですよね? 利

    ○ストップサービス - CHOTTO TOWN 図書館日誌
  • 理想のOPACなの? - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    ライブラリー・アカデミーの課題なんですね。理想のOPACについてブログに記述するの。面白~い☆ ので、勝手に便乗です。(課題1・課題2は…笑) OPACについて考える中で、館内用のOPACとWeb-OPACを分けて考えるか、一緒にするか…理想はどっちも対応なんでしょうが、『館内OPACからインターネットの情報を』というのは設置台数的にもどうなんだろうと。(一人の利用者が占有する時間がインターネット利用者端末みたいに30分とかされた時には…ねぇ?) なら、館内用とWeb用の棲み分けが必要?(もちろん、館内のインターネット端末にはしっかり自館のWeb-OPACが登録されているべきですけどね。) 課題1・課題2を踏まえての課題3のようなので、みなさんのどうも無難なOPACのような気がしますし、現実+αですぐ実現可能のような気がしますが、全部拝見させていただいたわけでないので、じっくり読むとすごい

    理想のOPACなの? - CHOTTO TOWN 図書館日誌
  • 日本の図書館に未来は? - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    このブログをご覧の皆様、去年7月末から始めた私の拙いブログをご覧頂きましてありがとうございます。普段、ちょっとずつメモ的に書きためて少しずつアップするのですが、どうも書こうとしていた内容が時期的に追いつかないなど色々と収拾が付かなくなったので、一度ポイして、今年最初の更新として、こんなことを考えてみました。 未来がないと言ったら元も子もないでしょうし、あるんでしょうね。たぶん。笑 もちろん、こんな私でも(こんな私だからこそ?)「あ~この人すごいな」「この人の下なら是非働きたいな」と思える図書館司書・図書館員は(直接会ったことはなくても、ネット上で拝見する分には)何人かいますし、「ここの図書館すごい」って思う図書館もちらほらありますから、私のいる図書館及び私自身もそれを目指して頑張りたいなぁと。(制約は色々ありますが。笑) ただ、願わくは、今年はもう少しちゃんと図書館業に集中させてもらい

    日本の図書館に未来は? - CHOTTO TOWN 図書館日誌
  • 図書館の指定管理 - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    当は来年度から導入する予定だったけど、いつの間にか話が消えた感のある指定管理者制度の導入。 司書採用で採用された私にとっては、今の職場にいられなくなるという問題はあったのですが、生活的には不慣れな職場への異動となるか、別の仕事転職するかのどちらかですから、特に問題もなかったので、賛成も反対もしなかったんですけどねぇ… 図書館を利用する利用者にとって「良い図書館」であれば、どこが運営しようと良いのですけどね。 ちょど、図書館系ブログの中で、久しぶりに指定管理云々に言及されておられる方のがいたので、興味深く読ませていただきました。 まず、 ・Tohru’s  diary 「指定管理者制度と公共図書館への導入について」レジュメ公開(http://sakuraya.or.tp/blog_t/index.cgi?no=510) では、中立的な立場でまとめられていて、私が今回「参考までに」と聞かれ

    図書館の指定管理 - CHOTTO TOWN 図書館日誌
  • 選書と検閲 - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    一昔前、船橋市西図書館蔵書廃棄事件では、図書館職員の思想によって一部蔵書が廃棄されたというのが問題になりました。最近では堺市立図書館のBL蔵書問題で圧力によって開架にあったものが書庫行き、そして当初は除籍・廃棄されそうな気配でした(結局、書庫行きで収まったようですが)。 もちろん思想的な図書や宗教的な図書をはじめ、裁判になった出版物など、多くの図書が図書館には保存されています。図書館は情報や資料を『収集』し、『保存』し、『提供』する場所ですからね… まず、図書館は ・図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存して、一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーション等に資することを目的とする施設(図書館法より) ・知る権利を保障する機関(図書館の自由に関する宣言より) ・社会教育のための機関(社会教育法より) となっており、 『図書館法』は『社会教育法(昭和二十四年法律第二百七

    選書と検閲 - CHOTTO TOWN 図書館日誌
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2008/12/07
    このネタは正直,この業界の閉塞感の象徴みたいになっちゃってるのね.昔々,僕も考えたことあるけど,今では大きな意味で「環境」と「制度設計」を考え直さないと,もうダメだと思ってます.
  • ターゲットはどこに? - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    10月26日の毎日新聞での第62回読書世論調査の中で『7割図書館利用しない』とありましたが、 その利用していない人の 1.42%「忙しくて利用する時間がない」 2.21%「図書館が近くにない」 3.17%「貸し出しや返却手続きが面倒」 4.10%「読みたいや雑誌がない」 5. 4%「開館時間が不便」 だそうで、残り6%それ以外の理由なんでしょうか…その中身がちょっと気になります。 でも、こういう設問がないんですね。『図書館を利用したいと思っていますか?』 これで、利用しない7割の人々が、「図書館を前から利用したといとは常々思っているんですけど…」と思っているのなら、嬉しい限りなのですが、「図書館?あまり必要性感じないし」と思ってのアンケート回答であるとすると、どうなんだろうと。 というのも、もちろん当に忙しくて休みの日もなく働いている方々もいるでしょうし、私用で忙しい人もいると思います

    ターゲットはどこに? - CHOTTO TOWN 図書館日誌
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2008/11/19
    昔「図書館雑誌」に載った「公共図書館は要らないというニーズはどうする」という小話を思い出しました.
  • 図書館の収入源 - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    来年度の予算要求をするに踏まえて、図書館の収支を考えると、支出が多くて収入がないなぁと、改めて思ってみたりしています。そうすると財政難に名を借りて今年も資料費削減か…。 そこで無料の原則を踏まえつつ、図書館の独立採算制ってどうなんだろう…と、色々考えてみました。 例えば、24時間開店で50席、1時間500円の漫画喫茶で考えてみると… ・人件費…時給1000円×24時間×受付2人×30日=144万円 ・光熱費…80万円 ・テナント料…100万円 ・その他雑費…50万円 だとして、(まぁ、他にも色々かかるでしょうが)合計374万円くらいだとします。 そして、収入は常に満席ってわけにもいかないでしょうから、平均25%だとして… 1時間500円×24時間×12.5席×30日=450万円 その差76万円!オーナーがそこから50万円もらっても月26万円設備投資に回せます。 もちろん、初期投資があります

    図書館の収入源 - CHOTTO TOWN 図書館日誌
  • 図書館は間職?? - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    間違っても図書館は『閑職』ではありません。笑(一般的見解として「閑職」だと思っている人もやっぱりいますが。笑) 『間職』(はざましょくorあいだしょく)と私の勝手な造語(?)です。 図書館は情報を必要とする利用者と求められる情報を結びつける場所であり、そのために、古いものから新しいものまで資料を収集・保存し、整理して提供するような機関であり、利用者と情報・著者と利用者を結びつけるような「間」にある機関のような感じがするので、私の少ないボキャブラリーで適当な言葉がなかったので、『間職』って勝手に作ってしまいました。パッと見、「閑職」で嫌ですが。笑 さて、『図書館からの情報発信』と言われて久しいですけど、発信される情報ってどんなものでしょう? 一般的な図書館では、Webページで所在地、お知らせ、利用案内、入荷した新刊のリスト、開館日カレンダーなどの基情報から、利用統計、図書館要覧、蔵書検索、

    図書館は間職?? - CHOTTO TOWN 図書館日誌
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2008/10/19
    以前,似たようなことをどこかで読んだ記憶があるけど思い出せない.記憶力の衰え. / 「情報発信」,結局発信する側に知識の蓄積が無いのに発信なぞできるかい,ということを月末〆の文章に少し書いた.
  • 著作権法31条とその周辺 - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    アクセスログを拝見すると、著作権法絡みで見に来ていただいている方が多く、とても恐縮しています。 専門的な人が多いためか、細かい表現のチェックが手厳しいなぁと、思ってみたり。(それはそれで勉強になりますから、いいのですけど。) 今回も、前回に引き続き、図書館にあるコピー機周りの話です。 判例検索システム(http://www.courts.go.jp/search/jhsp0010?action_id=first&hanreiSrchKbn=01)でふにふにと検索してみたら、こんな判例が出てきました。 (http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/A78B418D57307DB549256A7600272B97.pdfおよびその控訴審http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/84AF6002BC8A907C49256A7600272B2E

    著作権法31条とその周辺 - CHOTTO TOWN 図書館日誌
  • 借りたものを返すのは難しい? - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    図書館に勤務していて、大変だなぁと思う業務の一つに、延滞資料の督促業務があります。 電話するにしても、通常開館時間中だと仕事などで相手はいないし、土日もなかなか連絡取れず、同時登録してある携帯電話にかけると「お客様の…」とか違う人にかかったり… 相手と連絡をつけるのだけでも何度もやらなきゃいけないのに、連絡付いてからも、「あ、いついつ返すつもりで…」とか「友達に貸しちゃって…」とか「返しに行ってくれると言ってたけど…」とか、何ヶ月も直接話ができなかった挙句に「いや、見つからないんですよ」と…。 電話を何度もしようとも、督促状を何度も送ろうとも、「返さなきゃ」と思ってくれない利用者… 借りに来れるのだから、返しにも来れると思うのですけどね。 じゃあ、督促を他の図書館はどうやっているんだろう?と疑問を持っていたら、以前ちょうど良い資料を入手。 中にある50数館の対応を見てみると、だいたい似たり

    借りたものを返すのは難しい? - CHOTTO TOWN 図書館日誌
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2008/09/20
    先日出席した地域の会議でも,延滞者と督促については話題になってました.
  • スーパー司書。 - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    時間遅れの話題ですが、「司書」という資格の上位資格「上級司書」「スーパー司書」に関すること。 上級司書という資格を作っても、「経験年数10年とかって今の図書館の現状でどうなの?(今からの人には無理じゃない?)」とか「上級司書を持っていたからって、自己満足や仲間内でしか通用しないんじゃないの?」とか、他の図書館系のブログなどで話題になっていたので、今さら、「上級司書」という資格は形骸化するだの、と言っても二番煎じ、三番煎じかと。 例えば、図書館を運営する時に「司書資格必須」は今となっては難しいので「上級司書必須」とでもなれば、需要もあるでしょうが、人事担当の行政側からすると「ふ~ん、上級司書ね…だから?」って程度でしょうし、「館長に司書有資格者を」というのも無理なんだから、今さらねぇ… いっそ、今ある司書資格を更新制にすれば、ただ持っている人よりは十分有効な資格になるであろう反面、図書館に就

    スーパー司書。 - CHOTTO TOWN 図書館日誌
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2008/09/02
    本文も素敵ですけど,“司書改”これいいなあ(^^;).「司書改のジョー」とかなんとか.
  • 図書館と著作権法を考えてみる - CHOTTO TOWN 図書館日誌

    以前の記事で、「貸出の有料化」について気の向くままに記入していたら、友人が「有料化できるなら儲かるのだし、そうすれば良いのに…」と話していましたが、貸出の有料化だけで済むのなら、おそらく始めているところもあるのでしょうが… 結論から書くと、『別のお金がかかってくるので儲からないかも?』(結論と言いつつ疑問形…笑)です。 それは、図書館が貸出をしているのは、著作権法の第三十八条の4『公表された著作物(映画の著作物を除く。)は、営利を目的とせず、かつ、その複製物の貸与を受ける者から料金を受けない場合には、その複製物(映画の著作物において複製されている著作物にあつては、当該映画の著作物の複製物を除く。)の貸与により公衆に提供することができる。』という条項を盾に、もちろん「貸出も無料だから営利を目的としていないから貸与しますよ」という図書館法も添えて、運営しているからで、貸出を有料化して、そこで利

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