「あの議員さん、いったいどうなっているの?」―─。自治体議員の言動がにわかに注目を集めています。東京都議会の自民党議員による「セクハラやじ」だったり、兵庫県議会議員の政務活動費支出をめぐる「号泣会見」だったり。いずれの場合も議員としての資質を疑わせるような内容でしたから、「議員を辞めてほしい」と思った人も少なくないかもしれません。では、もし仮に議員を辞めさせたいと考えた場合、制度的にどんな方法があるのでしょうか。 【図表】地方議会は国会と異なる「二元代表制」 予算や条例を審議する地方議員 東京都議会自民党の鈴木章浩議員がみんなの党の女性議員に対し、女性蔑視のヤジを飛ばしたのは、6月中旬でした。妊娠、出産、不妊に悩む女性への支援に関する質問中だったとあって、騒ぎは拡大。海外メディアも大きく報道し、日本の「後進性」を浮き彫りにする結果となりました。 兵庫県の野々村竜太郎県議の「号泣」が飛び出し
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