WSDL文書の構造をおさらい 前回「WSDL:Webサービスのインターフェイス情報」では、Webサービスのインターフェイス情報を記述するWSDL文書の基本的な構造を紹介した。今回は、WSDL文書の中に含まれる抽象的な定義と具体的な定義との関係や、WSDLの要素間の関係に注目しつつ、WSDL文書を構成するそれぞれの要素を解説していく。 まずは、前回紹介したWSDL文書の構造をもう一度思い出していただこう。 図1 WSDL文書を構成する主要な要素 図中で箱が3重に表現されている要素は、複数回出現可能なことを表している。wsdl:message要素、wsdl:portType要素、wsdl:operation要素、wsdl:binding要素、wsdl:service要素とwsdl:port要素がそれに該当する WSDLの最上位要素はwsdl:definitions要素であるが、その下位要素とし
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