無料でWebサービスを実験しよう 今回は、Javaアプリケーション・サーバでWebサービスを構築するためのキットである、「WebServices Toolkit」(以下、WSTK)を紹介しよう。これを利用すれば、個人でもWebサービスの実験が行える。そのために必要なものは、基本的に全て無料で入手できるのだ。IBM alphaWorksについては、@ITのJava Solutionフォーラムで「ここはJavaプログラマの天国?」というコラムを書いたので、こちらをご参照いただきたい。 では、WSTKを入手してセットアップし、利用するまでの工程を解説していこう。 ■WSTKに含まれるものと利用法 本稿執筆時点でのWSTKの最新版は2.3であり、以下のものが含まれている(近日中に2.4が出るといううわさもある)。 ■Apache-SOAP v2.1(連載第1回「SOAPの仕掛けはどうなっている?」