年末恒例、AV評論家・麻倉怜士氏が注目したデジタル製品や映像/音楽タイトルを総ざらいする「麻倉怜士のデジタルトップ10」。さまざまなことがあった2015年もあとわずかとなりましたが、今年は豪華拡大版として3回にわたって掲載します。 今年、50周年記念盤が発売された「サウンド・オブ・ミュージック」の“聖地巡礼”を秋のザルツブルクで満喫する麻倉氏。この写真を撮影した数日後にドイツ~オーストリア間の鉄路が封鎖され、危うく帰国できなくなるところだった(実話) ――今年も年の瀬ですね。年末恒例の「デジタルトップ10」のシーズンです 麻倉氏:ビジュアル関連のニュースとしてはいよいよ4Kの商業放送が開始したということが、オーディオ関連ではハイレゾが完全に市民権を得て、DSDフォーマットは11.2MHzという未曾有の情報量へ突入したということなどが大きなトピックですね。時代が大きく動いたという感じがします